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序章『千夜一夜』

第二幕となる『ガリベン魔女』の物語が始まります。

時系列として、書籍版で描いた物語を基盤にし、両想いとなった二人のその後の物語です。

ネット版の第一部では両思いから数年後を描き、レイラたち二人が婚約をするまで描いておりますが、そこに至るまでの間の物語をしっかりとサブキャラにスポットを当てつつ描いていこうと思います。


書籍版を読まなくても楽しめるようになっていますが、宜しければ書籍版のほうも読んでいただけますと幸いです。

 千夜一夜――。


 王子と姫の恋物語――。

 優しき物語――。

 王子は旅立ち、姫に出逢う。姫は王子と密会し恋を知る。

 千夜の物語は、遠く離れた二人を引き合わせた。

 文を交わして、慕情を育て、二人は愛を抱き合った――。


 巴旦杏はたんきょうの香りよ。

 茉莉花まつりかの香りよ。


 世界が認めず、二人を裂こうと怒声と罵声。

 夜よ、夜を超えよ。

 姫は王子に手を取られ、超えに超えて世界の果てへ。


 その後、二人の姿を見たものはいない――。


                   遠き詩の民『千の夜の詩より』

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