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『短編小説』  作者: Celi
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『気付いていても』

『気付いていても』



高校2年の時、親の都合で住み慣れた町から遠く離れた町へと引っ越してきた

引っ越しの片付けがある程度終わって、息抜きに町へと出かける

とくに目的はなくフラフラと

通り道にある今日は閉店なのかショップの暗いガラスに映る自分の姿をチラッと見ていると、私から数メートル離れたガラスの中に同じ年齢くらいの男の人が映る

ガラスの中で目が合って、パッと横に顔を向けるとその男の人がニッコリ笑った

「……ッ!?」

私はなんだか恥ずかしくなって目を逸らし、速足でその場を離れる

…綺麗な男の人だった……笑顔が太陽みたいに明るくて……私とは正反対なイメージ

顔が熱い…なんでだろう

今まで男の人にこんな気持ちを持ったコトがない

私は正直戸惑っていたけれど、明日から新しい学校が始まるコトを思い出すと憂鬱しかなかった



次の日

当然、学校も変わってしまうから超人見知りで内気な私は初日の今日緊張と不安しかない

「帰りたい…」

学校の道を歩きながら、すでにそんなコトを思う

でも…昨日の男の人が…同じ学校だったらまた会えるかもと思うと…

ううん………なんでもない

学校が見えてきた…あれ?なんだろ、あそこ騒がしいな

学校に続く道に人だかりや救急車やパトカーが来ている

一目で事故があったんだと察する…

「ありゃ〜助からないなぁ」

「可哀相に…制服着てたからあの学校のまだ高校生でしょ」

「即死だろうね…」

通りすぎる間にそんな人々の声が聞こえた

これから行く私の学校の人が交通事故に…?

そんな…なんて悲しいコト

私はこの時、事故に遭ったのが誰なのかもわからないのに

物凄く悲しくて苦しい思いが胸に突き刺さるようだった……


学校に着くと、生徒の交通事故のコトで大変なコトになっていた

転入生の私は軽く紹介されるだけで、学校はある生徒の交通事故のコトで暫く続く日々は悲しみに包まれる

誰かが私に話し掛けてくれるワケじゃなく、勝手に周りから聞こえてなんとなくわかった

その生徒は学校でとても人気がある3年生の男の人らしい

居眠り運転のトラックに衝突されて即死…

胸が痛む話だわ

…なんとなくわかったのがこれだけ

こうして、私の学校生活は始まった



1週間くらい経ったかな

私は友達もできず、かと言ってイジメられるコトもなくクラスで浮いたような存在だった

いや…少なからず、私が来たコトで先輩が事故で死んだとよくわからない結び付けで私をよく思わない人もいる

超人見知りで内気な私が友達作るなんて無理だ…

今日も1人で静かな中庭でお昼のお弁当を食べている

別に寂しくはない

前の学校でもこうだったし……

ウソ…本当は……寂しいよ

「また、会えたね」

私のお弁当に影が落ちる

聞こえた明るくて透き通るような綺麗な声に顔を上げると

「あっ…貴方は……」

私が目的もなく町をフラフラ歩いてた時に、ガラスの中で目が合った人

あの時の気持ちがまた私の心を熱くする

また顔が熱くなってきた…

私はあがり症な所もあるから、他人と話すと顔が熱くなるケド

それとは違うってハッキリわかる……

「ふふ、覚えてくれていた?

俺はイングヴェィ、3年生

君は2年生で1週間前に転入してきた子だよね」

「は、はい…」

3年生ってコトはイングヴェィ先輩だ

私にはじめて話し掛けてくれた人…

綺麗な人…明るくて優しい雰囲気がどんな人でも引き付けるみたい…

「君の名前が知りたいな

教えてくれる?」

「ハッ!?すみません、セリカです…」

「セリカちゃんか〜!

綺麗で可愛い君にピッタリな名前だね」

綺麗で可愛いって…そんなコトは……あります

「これセリカちゃんにあげるよ」

先輩はイチゴ牛乳のパックを私にくれた

「ありが……っ」

イチゴ牛乳を受け取る時、先輩の手に触れる

冷え症の私よりビックリするくらい冷たかった先輩の手に息が詰まった

「…ありがとうございます」

その冷たさは凄くイヤな予感がしたから…

ううん…イチゴ牛乳が冷たいから手が冷えるのは当たり前だよね…

私は笑顔で先輩にお礼を言った

「いつもここでお弁当を食べてるんだね」

ずっと見てたんですか?

「はい…私はお花や植物が好きだから、この綺麗な中庭好きです

静かだし」

「そうだね

花や植物は俺も好きだよ

ここの庭師は騒がしいのが苦手だから、生徒が来るとほとんどの人を追い出しちゃうんだ

ここの生徒はみんな元気だからね

だからこんなに静か」

「ふふふ、そうなんですね

確かにみなさんいつも賑やかです」

超人見知りで内気な私がちゃんと会話できてるのは、先輩が私の言葉を引き出すのが上手だからだね

初対面なのに…楽しいと思うの

私は他人からすると話しにくい相手だと思う

私と会話を繋げられる人なんていなかった

自分自身でも難しい人間だってわかっているから仕方ないコトだとずって思っていたわ

でも…人と話すのってこんなに楽しいんだってはじめて知る

「予鈴が…」

楽しい時間はあっという間に過ぎるって本当だった

夢のような時間は予鈴とともに現実に引き戻される感覚

「セリカちゃんがイヤじゃなかったら明日もここへ会いに来てもいい?」

先輩はベンチから立ち上がると笑って私に手を差し出す

「はい…是非、イングヴェィ先輩とお話するのとても楽しいので」

手を取って私もベンチから立ち上がる

「じゃあ、明日だけじゃなく毎日会いに来るね!」

私の返事に喜んで先輩はさらに笑顔を輝かせては、またねと3年生の教室がある私とは反対の校舎の中へ消えていった

「イングヴェィ先輩…」

やっぱり手が冷たかった

まるで…

いや、私は考えるのをやめた



それから先輩は言った通りに毎日お昼休みに来てくれて私ははじめて人と楽しい時間を過ごしている

仲良くなってきた私はいつの間にか敬語を使うのも忘れて、2人の距離は急速に近付いていくの

これが…恋なんだと誰に教わるコトもなく自覚した時

「セリカちゃん、次の土曜日にデートしよっか」

普通に会話していた流れの中で突然言われた

「えっ」

デ、デートって何?デザートの兄弟かなんかで食べれるの?美味しいの?

ウソ…意味なんか知ってる……

私は胸が張り裂けるくらいドキドキして頭の中が真っ白になった

「デートって…好きな人とするもんじゃ…」

「そうだよ」

そうだよって軽いな

先輩はこんなに明るくて人に好かれるような素敵な人よ

私みたいなワケわからん女を好きになるなんて…夢かな

「何か用事があったりする?」

「ううん…ない

休みの日は1日中ゴロゴロしながら趣味に没頭する引きこもりだもん」」

「それじゃ次の土曜日、約束だよ

楽しみだな〜セリカちゃんとデート」

まだOKしてないのに予定がないってだけで約束になるの!?

そういうちょっと強引な所も好きだケド…

夢みたいなのに、この熱さも心のときめきも現実だってわかる

「約束…私も楽しみ」

私達は土曜日のデートを楽しみにしながら、お昼休みを終えた


その日の放課後、私は先輩に土曜日は何時にドコで待ち合わせなのか決めていないコトを思い出す

電話番号やメアドの交換もしてないコトも…

明日のお昼休みになればまた会えるケド、楽しみな気持ちが私を先輩のクラスへと足を向けさせていた

電話番号とメアドを交換するチャンスだわ!

確か先輩は3年1組だったよね…

教室を覗くとまだたくさんの生徒がいて、私は先輩を捜してみるケド見当たらない

その中で1つの机に綺麗に花が咲く花瓶がある

……もしかして、先輩のクラスにあの時の交通事故で亡くなった生徒が…

と思わせる

「あれ君2年生だ

誰か捜してるのかい?呼ぼうか?」

私に気付いた男子生徒が声をかけてきた

「あ…あの……」

人見知りのあがり症が久しぶりに私の顔を熱くする

でも、勇気を振り絞って親切な男子生徒に聞いた

「イングヴェィ先輩は…もう帰られましたか?」

私が言うと、男子生徒は凍りついたように言葉を詰まらせる

そして複雑な思いで眉を寄せて私に言った

「そっか、君は知らないんだな

イングヴェィは…この前の交通事故で……亡くなったんだ」

「えっ…」

言い辛そうに話してくれた男子生徒がウソをついてるようには見えなくて、私は全身の血の気が引くような感覚に身体を震わせる

「あっ君」

心配そうに声をかけてくれる男子生徒に大丈夫ですと言って私は地に足がつかないみたいにフラフラと中庭へと出てきた


昼休みと違って放課後の夕方の中庭はまた違った景色となる

でも、その景色を楽しめるような精神状態ではなかった

「やっぱり……そうだったんだ…イングヴェィ先輩」

私は交通事故のあった日からイヤな予感がしていて、イングヴェィ先輩とこの中庭ではじめて会った時から

本当は気付いてた…わかってた……

もしかしたらあの事故に遭ったのは先輩なのかもって…

私は耳を塞いで考えるコトを拒否していた

恋をしたのがはじめてだったから…

気付いたら知ったらわかってしまったら、この気持ちとともに先輩が消えてしまうんじゃないかって恐かったから

私の瞳から涙が溢れ出す

泣かないでよ私、それって先輩の死を受け入れてるってコトなんだよ

だから泣き止んで私…

「セリカちゃん…どうしたの

悲しいコトでも…あったの?」

綺麗な透き通るような声、私はハッと顔をあげる

今1番会いたい人が…目の前にいる……の…

「イングヴェィ…先輩……私、なんでもないの」

私は涙を拭うと、先輩が私を慰めるように抱きしめてくれた

……冷たい身体…こんなに密着しているのに、呼吸も心臓の音も貴方からは聞こえない

だから、拭っても拭っても涙が止まらないのよ

こんなに…貴方は優しく強く私を抱きしめてくれているのに…

私は認めない

イングヴェィ先輩の死を

「セリカちゃん、悲しまないで

君を悲しませる全てを俺がなくしてあげるから…」

先輩…ドコまでも優しくて私を深く愛してくれる、私の運命の人…



先輩は約束通り次の日の昼休みも来てくれて普通にいつもの変わらない日を過ごした

土曜日のデートのコトで待ち合わせ場所と時間も決めて、電話番号とメアドの交換もしたし

楽しみだな〜〜!!

そうして、初デートの土曜日が来た


「イングヴェィ先輩、お待たせしました」

待ち合わせ時間より5分も前に来たのに先輩はもう着いていた

「大丈夫、俺も今来た所だからね」

先輩なら6時間前から待ってそう

学校の外で先輩に会うのははじめてだ

先輩の私服…似合っててカッコイイ…センスがめちゃくちゃ良い

私、一緒に歩いてて変じゃないかな

「セリカちゃんの私服可愛いね

とっても似合ってて凄く良い」

いつも全力で私を褒める先輩

えっ?と私は目の前にあるショップのガラスに自分が映るのを見る

そこにはちゃんと隣にイングヴェィ先輩も映っていて、私は…先輩の隣にいても恥ずかしくないくらい綺麗だった

私こんなに綺麗だった?

恋をすると綺麗になるって言うのは本当みたい…

「なんだか…はじめてセリカちゃんと会った時みたいだね」

「うん…なんか照れちゃう……」

お互いに照れてる

いつもと違うから余計にドキドキするし…

すると、先輩が私の肩に手を置いて引き寄せた

えっ!?

「あっすいません〜」

「いえいえ」

どんって衝撃が先輩から感じる

どうやら前を見てなかった若者の集団が私にぶつかりそうになって先輩が庇ってくれたんだ

謝る若者に気にしないでと先輩は笑う

あれ…みんなにも先輩が見えて触れられるんだ……

なんだか…先輩が事故で亡くなったってのが…ウソみたいに信じられない

普通にそこら辺を歩いている生きている人と変わらないよ

変わらず肩に置かれた手は死人のように冷たいのに

…考えないようにしよう

これから楽しい初デートなんだから

「それじゃ行こっか」

「うん!」

初デートの今日はハーブ園に行く予定

アロマのなんかも色々あるみたいで興味があるから、先輩と一緒に行けるのは本当に楽しみ

乗り換えの駅まで歩いていると大きな交差点の信号に引っ掛かった

「ネコちゃん…?」

交差点の道路を歩くまだ生まれたばかりの目が見えない子猫がフラフラと出てくるのが見えると私は何も考えずに足が動く

「危ないよ!!」

「セリカちゃん!?」

走り出してネコちゃんを拾い上げると、私の身体は強く誰かに押される

目に見えたのは私を心配する顔の先輩で、私を突き飛ばした先輩は一瞬にして私の目の前から消えた

「キャーーーーー!!!!!」

「男の人がバスに!!??」

子猫を抱いて道路の真ん中で座り込む私は走る車が次々に止まり、たくさんの人々が騒いではじめて理解する

先輩が…私を助けた先輩がバスに……轢かれた……

「これは…ぐちゃぐちゃだ

見ないほうがいい」

「可哀相に、助からないな……」

「誰か救急車!!」

みんなが一定の距離を保って先輩を囲むように覗き込んでいる

私のせいだ…私が何も考えずに飛び出したから……

手の中で小さな命が小さな声で温かく泣く

私は冷たい涙で前が見えない

それでも私は先輩の所へ、人込みを掻き分けて…

「イングヴェィ先輩……!!」

誰かが言ってた通りだ

見るにも耐えられない変わり果てた姿

手足は変な方向に曲がってるし内臓も血だってたくさん出てる

「……また…泣いてるのセリカちゃん……

悲しいコトなんて…何もないハズなのに……」

3分の1くらい潰れている頭からいつも聞いている綺麗な声が聞こえた

「嘘でしょ!?嘘だろ!?」

「何これ気持ち悪!化け物じゃん!!」

誰が見ても即死の状態の人間が喋って動けば、気味悪がり恐怖を感じて逃げ出す

人だかりはイングヴェィ先輩が立ち上がる頃には誰1人としていなくなった

私だけがいる…

私は恐くなかった気味が悪いとも思わない

だって、天から差し込む光が当たるぐちゃぐちゃになった先輩を…美しいとさえ思ったから

私は先輩の傍まで寄って謝った

「ゴメンなさい

私が何も考えずに飛び出して…」

「謝らないで、セリカちゃんがその子猫を助けなかったらあのバスに轢かれて死んでいただろうから」

私の手の中で温かく動く

これが生きてるってコト…

先輩と違って温かいの……

「アハハ、バレちゃったね…セリカちゃん

ううん…本当は最初から君は俺が死んだコトに気付いてたね」

「知らない私…先輩は生きてるもん!!

私は認めないから!!死んだなんて自分で言わないでよ!!」

泣く私に先輩は折れていないほうの手で私の頬に触れる

冷たいけれど、優しくて私の心を温かくしてくれる

「俺ね…セリカちゃんとはじめて会った時、君に一目惚れしたんだ

初恋だった…はじめて誰かを好きになったよ

話し掛けようとしたら、君は走っていっちゃって

追い掛ければよかったのに…凄く後悔した…」

「イングヴェィ先輩…」

「だって、次の日に事故で死んじゃったんだもん

後悔したよ…

あの時に名前を聞けばよかった

声が聞きたかったって…

このまま死にたくない

君のコトが知りたいのにって強く願ったら

数日後に火葬されて身体もないハズの自分が何故か学校にいたんだ

なんでだろうってそんなコトはどうでもよかった

中庭で君を見た時、やっと名前を聞ける声が聞けるって嬉しかったよ」

先輩の即死の傷が少しずつ治っていく

表情がわからなかった頭も治ってきて、今笑ってるんだって見えるまでに

「君の名前を聞いて声が聞けて、それで満足するかと思ったらそんなコトなかった

セリカちゃんを知りたくなった

君に愛してもらいたくなった

君とデートがしたい

君と恋人になりたい

君と一緒にいたい君を守りたい君を幸せにしたい

どんどんワガママになってね」

「私も…イングヴェィ先輩と一緒にいたい……」

完全に傷が治った先輩を見た私の涙は止まる

「うん、だから死んでも死ねないんだ

きっとセリカちゃんが死ぬまで俺は死なないね

セリカちゃんのコトが大好きだから、君が死ぬまで幸せにする

ううん…死んでも永遠に

セリカちゃんのコト愛してる

君はこんな俺でも…愛してくれますか」

なんだかプロポーズみたい

私達まだ高校生なのにってなんだかおかしくて笑っちゃう

でも、凄く嬉しいの…

両想いってこんなにも幸せなコトなんだ

先輩が幽霊でもゾンビでも化け物でもなんだって私は構わないよ

私はイングヴェィって人に心から恋をして愛しているんだから

「はい…私もイングヴェィ先輩が大好きです愛しています」

「本当!?嬉しいセリカちゃん!!!

今日から恋人同士なんだねっ」

先輩は嬉しさのあまりからなのか私の唇に軽いキスをしてから強く抱きしめてくれた

!?先輩ってば…さっきのがファーストキスだってのに気付くのが数時間後なんだろうな

明るくて綺麗な声も冷たいけれど優しく強く抱きしめてくれる腕も、私は全部受け入れて

抱きしめ返す

先輩は良い匂いがする…私の幸せの香り

死んでも私を愛してくれる

私を悲しませたり寂しい思いをさせたりしない

そんな素敵な貴方が私の運命の恋人です

「交通事故があって高校生くらいの男の子が重症だって通報が…」

「それはみんなの気のせいです」

数分後に来た救急車に笑顔で答えた先輩だった



−終わり−2015/03/30


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