おっさん(自称神様)の能力
「お、おお いいぞ。戻ってくれ」
「まぁ簡単に今、何故時間が進まないかと言うとじゃな」
「うんうん」
「わしとは違うもう一人の神様が好き勝手やっているということなのじゃ」
「え 二人も居るの?」
「神様が一人とは限った事ではないじゃろ」
「まぁ言われてみればそうか。何納得してるんだ。俺・・・」
「ここからが重要なのじゃ、そうもう一人の神様を悠斗。
君と協力して一緒に止めたいと考えておる」
「え 俺と?おっさん一人で何とか出来ないのかよ。
しかも、俺に神様何か止める力なんかねぇえよ」
「その神様はわし一人ではどうにも出来ないのじゃ。
どうしてもな。そして君にはその神様を止める力がある」
「バカ言うな。そんな力あるはずない」
「いや、あるのじゃ。自分も分かっていると思うが君には不思議な能力がある。
それは自分でも分かっているじゃろ?」
「あっ・・・そうだ。
そういえば、俺は人の心が読めたり、霊なる物をたまに見たりする」
「やっと自分の能力に気付いたか」
「でも、この不思議な能力がどうだって言うんだ?」
「・・・」
「え? 何? 教えてくれないの?」
「まぁ後で分かるじゃろう」
「今は教えてくれないってか。 まぁいいや」
ちょっと待てよ。
確か、この日は親が学校行ったか確認しに俺の部屋まで確認に来てたような・・・
「まずい、おっさん。後、少しで親が来るぞ」
「それがどうかしたかのう?」
「いやいやいや、おっさん神様なんだろ?人にバレたらまずいんじゃないのか?」
「わしはお前にしか見えないんじゃ」
「え?そうなのか?」
おっさんは2回ほど頷いた。
(ガチャッ)ドアが開いた。
案の定、親だった。
「悠斗。 早く学校行かないと、遅刻するわよ」
「う、うん。 えっと母さん、俺の部屋って今、俺だけだよね?」
半信半疑で聞いてみた。
「何言ってるの。 悠斗、この部屋にはあなただけよ。どうしちゃったの?」
「いやいや、それだったらいいんだ。うんいいんだ」
親が部屋に帰って行ったのを確認しておっさんに慌てて怒鳴りつける。
「おっさんのせいで変な目で見られただろう!」
「わしの姿を見られないだけよかったろう」
「まぁいいよ」
少し、俺も熱が入り過ぎた。これは反省しよう。
「それと悠斗、わしにはちゃんと名前があるのだが・・・」
ついに明かされるのか。おっさんの名前とは!!
「そうなのか? で、どんな名前なの?」
まぁ名前に興味はないけれど、話の流れ的に聞く流れだよなあと確信した。
なので聞いてみる事にした。
「当ててみろ」
まさかの返信。くそだるいことになった。
俺はこういう展開は一番、苦手だ。
わざと大きく間違えて答えを言わせる作戦にしよう。
「中年」
「おいおい 悠斗、本気か?」
いや、わざとだ。
「うん 本気」
口ではそう言った。
「わざとっぽいからもうちょっと、考えなされ」
逆効果だった・・・ これは僕の考えが甘かった。
相手は神様、いや?神様かはまだ分からないけど、とにかく変なおっさん。
ここ日本の一般受け流し論が通用する訳がない。
さて、次はどんな手で迎え撃とうか。
どうでもいい、自分との闘いがここ小さな正方形の静かな部屋で繰り広げられる。
「お~~い 悠斗、それでわしの名前分かったのか?」
「ええ、ちょいまち。もうちょっと考えさせて」
「今度はえらい考えるのぉ。さっきはすぐ答えたのに」
痛い所を突かれた。てか、その通りだ。
よし、こうなったら適当にゴットとでも言っておこう。
「分かったぞ。ゴットだろ?」
「間違いじゃ。正解は・・・ やっぱり、止めておこう。
それより、今の問題を解決しないことには始まらんからのぉ」
「今の問題?」
「時間のことじゃよ」
「あっそうか」
いや、忘れていた訳じゃない。
もういっそ、忘れたいとおもったほどだ。
でも、解決しなければ始まらない。いや、終わらない。
3話です。実は小説はあらかじめ、先の物語まで書いてるんですが、話をどこで区切ろうかだいぶ悩んじゃいましたww 話の切り方はこんな感じでいいんでしょうかね? 初心者なので、あまり分からないですねww もし、詳しい方居たら教えてもらいたいほどです。