〜新たな人生と愉快な仲間〜
皆さん、初めまして!Snowと申します。
楽しんで読んで頂けると嬉しいです。
【一話 オークが目の前に!】
俺の名前は凛太郎。28歳。ゼネコン勤務だ。
「あ〜!今日も疲れた!」
会社終わりにコンビニに行き、
焼肉弁当とつまみ、ビールを手にし
レジへと向かう。
「ザザッーーーーザーーー」
ん?今何か頭にノイズが、、。
「ハク!ハクってば!!」
ボーッとしてる俺ハクにソラが声を掛ける。
「なにしてるのですかっ!」
「早く指示を下さいよっ!」
返事をしない俺に怒っているミミ。
あれ、ここはどこだ?
そうだオークと戦っている最中だ。
いや待てよ、さっきまでコンビニ…。
状況が掴めないが、身体は思うままだ。
「ソラ!敵を引きつつ後退!」
「ミミは魔法でソラの回復、俺に身体強化も頼む!」 「俺がオークを引き受ける!」
勝手に身体が動き、指示を出す俺ハク
「ラジャー!」
それに応えるパーティメンバーのソラとミミ
ーーーーーーーー
「ふー。何とかなったな」
安堵するハク。
「何とかなったじゃないよ!このバカ!」
泣きながら怒るソラ。
「途中ボーッとしてましたよね?何していたんですか?ハクがリーダーなんだからしっかりして下さいよ〜!」
ソラに便乗して俺を叱るミミ。
「すまんすまん!戦略を練っていた(汗」
当然嘘である。
何が起こったか俺自身聞きたい事だが、この世界がどこで、何をする為に戦っているのかハッキリ分かる。
ここはアルティマ王国。
モルゾーラ森林でクエスト中だ。
アルティマ王国の人口は4億を超える。
日本の3倍はある。
そこで冒険者がクエストを受諾して
パーティメンバーのソラ、ミミと同行している。
ただ不思議なのは、先程まで日本に居た事だ。
「…ねぇ。……ねぇってば!」
ソラが困惑した様子でこちらを見ている
「またエッチな事でも想像していたのですかっ??」
見当違いの話をぶち込むミミに対し、
俺ハクは真っ当なことを述べて話を進める。
「あぁ、悪い。頭痛が酷くてな。
さてオークの牙、それと魔石を回収して帰ろう」
「そうだね。ソラも汗だく〜。」
「ミミが素材とるのでささっと帰りましょ〜。」
討伐依頼で、オークの牙と魔石を取る必要がある。
魔石は心臓部にありそれらを報酬と引き換えになるのだ。
今日は翼竜が1頭オークが8頭、ウルフが13頭。
まずまずだとは思うが三人だとちと荷が重い。
酒場で少し当たってみよう。
ここでパーティの紹介をしておこう。
主人公のハク
急に異世界に飛ばされたパーティのリーダー。
前衛の剣士。
ソラ
おてんば娘で前衛の盾役だ。どんな敵でも構わない。
ミミ
天然っ子でヒール役。回復はお手の物。
一話どうでしたか?楽しんでいただけましたかね。
だんだんと引き込まれる展開にしていきたいので興味がある方は宜しくお願いします!