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代償  作者: 月明かり 桜月
8/17

8. shopping

誤字があれば修正しますぅぅ。

加野江田 蒼 - - -



気まず。超気まず。

二人は下着を選びに行くとか言って、上の服は俺に任せやがった。一応、女性服コーナーにいるけど、俺が居ていい場所ではない。それだけはわかる。ひのなら500円案件にするだろうな。


っていうか女の服って高くね?なるべく1着1000円で買える服っていわれてもなぁ、、、。しかも暗い、かっこいい、露出度少なめ、そんな条件付きだぞ?周りには水色とか、ピンクとか、鮮やかすぎだろ。たまにレインボーあるぞ。おかしいだろ。男はこんなにカラフルな服着たら引かれるわ。周りの女性も明るすぎだろ。俺の存在感が無くてよかったわ。間違いなく通報される。陸と楓と唯奈が変なのか?いや、陸はまだしも、楓と妹を疑うな。たまにそういう人いるしな。

陸は頭おかしいしな。しょうがないよな。


いや何も、黒とかじゃなくて、白とか灰色でもいいんだった。

ちょっとマジで ここの空気は俺にはあわない。男性服コーナーなら、お目当ての服が見つかるだろう。


めっちゃ お目当ての服あるやん。でも、服の作りてきに大丈夫だろうか。

絵を描いているからわかるけど、女ってこう、胸があるから、服のつくりを少し変えないといけないんだよな。でも、唯奈だろ?俺の妹だろ?胸あったっけ?いや、万が一小さくても、これから成長することを考えたら、やっぱり男服はやめた方がいいよな。どうする?店員に聞くか?よし、聞こう。


「あの、ちょっといいですか?」


自分から見知らぬ人に話しかけるのは、久しぶりすぎて緊張する。


「はい、どうしましたか?」


答えてくれてよかった。


「妹の誕生日に、服をプレゼントしたいんですけど、好みの服がなかなか見つからなくて。」

「はい、どのような服をお探しですか?」


クールな女性の店員さんに聞いたから、頼りがいがありそうだ。


「暗くて、かっこよくて、露出度少なめの服です。それが好みらしいです。」

「う~ん、、、それなら、」


店員さんが行った先には、妹が100%喜ぶであろう、黒くて、かっこよくて、露出度少なめの服があった。青の差し色が目立っていい感じだ。隣に灰色の色違いがあるから、これは好評だろう。値段も申し分ない。


「ありがとうございます!これなら絶対喜びます!」

「気に入ってもらえて何よりです。また何かありましたら、お呼びください。」


完璧だ。俺が欲しいくらいだもん。あとはあの2人を待つだけだ。


~数分後~


お、きた。


唯奈「どうでした?」

俺 「これだ!」

唯奈「おぉ~!いい!」

俺 「店員さんの力なめるなよ。そっちはどうだ?いいのあったか?」

唯奈「こっちも完璧ですよ。」

楓 『あとは会計だけ』

俺 「おお、やっと終わりか。」

楓 『次のお店がある』

俺 「普通に忘れてた。」


~二件目~


こっちの店のほうが、色のバリエーションが広くていい。暗い色もあるから、探しやすい。あの2人は次はズボンを探しに行ったから、変わらず上の服を捜索中。

あと、いい感じのパーカーを頼まれた。


いや、俺年齢的に高校2年生だぞ?あの2人中学1年生だぞ?プラス性別も違うぞ?

高校2年生の男子が中学1年生の女子の気持ちに共感するには、無理があると思うが、、、。


まぁ、二件目はすぐにいい服が見つかってよかった。パーカーは、あの2人の協力があって見つかったけどな。これで一件落着だ。


~帰り道~


荷物が多い。それしか言うことがない。3人いたから持てる量だ。


唯奈「そういえば、楓さんって、いくつなんですか?」


楓は指で13と示す。


唯奈「2006年生まれですか?」


楓は頷く。


唯奈「私と同じですね。」

俺 「龍も2006年だろ?三人もいるのか。」

唯奈「私が一番下なんですよね。一番上は、誰なんですか?」

俺 「たしか、ひのが今18だ。」



~アジト~


部屋に戻り、荷物を置き、2階の部屋に向かう。



「おかえり」


みんなにそう言われながら、部屋に入る。


陸 「飯の前に風呂入ろうと思うけど、2人いい?」

唯奈「いいですよ。」


楓が頷く。


陸 「よし、じゃあ行くか。」

次回は唯奈の意外な面が見えます。

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