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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ピンタ

作者: 高山 一樹

僕が僕でいられるのは今だけだ。



どうしようもないくらい生きているだけで、それでも終わりは終わりだ。


僕を迎えてくれる君は、あの人ではなくて君だ。

君との感情は交わるだろう。




その時、僕は着いた。向かいの改札に行くために階段を登る。下ばかり見ている自分が目に入り、手を上に伸ばして深呼吸した。


生き急ぐ人間に輝きはない。


無人の改札を過ぎると僕は辺りを見渡した。君は、自動販売機の前で携帯電話を眺めていた。小刻みに動くの君の足は、急げと僕に訴えてくる。


生き急ぐ人間に輝きはない。


僕は君にいつも通り意味の無い意味の深い言葉をかけて、目的地に向かう。その道は、15分程度のものだった。そこには、僕と君を待っている人がいる。

待っているのではなく待たされている。そんな空気を美味しく食べる術を僕は知らない。






僕の自転車は何故パンクしたのだろうか。

P.S.コンタケありがとう。



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