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消えない思い出


ごめんなさい―――――――――――ごめんなさい――――――――



白い空間の中で僕を抱きしめながら叫ぶ



ごめんなさい――――――――――ごめんなさい――――――――




世界で一番気高かくて強いと思ってた女性が子供のように泣きじゃくる




―――――――――ごめんなさい―――――――――ごめんなさい――――――――私のせいで不自由な生活をさせてしまってごめんなさい――――――――




僕には何故、こんなにも泣いてるのか分からないし何を謝ってるのかも分からない




ごめんなさい――――――――――――ごめんなさい――――――――――




ただ抱きしめる腕の強さと頬につたう涙の温かさは一生忘れることは無いと、子供ながらに確信できた




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