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世界観説明

　この物語の世界は、科学と魔法が同時に進歩した世界。よって、人工衛星やネット、コンピュータ機器、マンガ、ラノベ、アニメなどが存在しつつ、魔法や魔術、エルフ、魔獣、魔王も存在している。

　そして、この世界の地球は、未開の地の規模がとても広いため、今だに勇者という職業がある。しかし、近年では勇者業も衰退し始め、今では勇者平均年齢が４３,２歳であり高齢化が問題視されている。そこで、政府が考案したのが

　「勇者育成学校」である。

　この学校は１５歳から入学可能であり、５年制である。

　この学校のおかげで勇者の就職率が上がった。ついでに、勇者の殉職率も上がった。ちなみに、勇者は公務員ではなく自営業と同じである。なので、殉職したらそれまでである。

　しかし、この世界において勇者とは「死ななければ将来安泰の職業」と言われておるため、子供を無理やり勇者学校に入れる親もいる。

　魔王は恐怖の象徴、というイメージがあり魔獣は魔王が作り出した存在。これが、この世界での魔王の設定である。が、実際はそんなことなくほとんど一般の人と変わりが無い。魔王も一つの職業なのである。これは、世界中の人々が認識している事。次の魔王を決める時と魔王自体を決める権限は、全て魔王にある。

　以上が、この世界のだいたいの世界観。