バナナ
「なぁ」
「うん?」
「バナナをエロく発音できる女子とバナナをエロく食べることができる女子がいたら、どっちと付き合いたい?」
「死ぬほどくだらねぇ」
「死ぬほどではない」
「くだらないことは認めるんだ」
「ぶっちゃけどっち?」
「お前は?」
「エロければいい!!」
「元も子もない発言だな」
「どっちか選べというのなら、バナナをエロく食べれる女子かなぁ」
「あっそ」
「次はお前の番だ」
「俺はバナナをエロく食べれるようにしっかりと調教をして、そこから・・・」
「俺は今、現代の闇を見た気がする」
「初めからエロく食べれるより徐々に食べれるように成長させていくのがいいんじゃない?」
「お前は俺の一歩先を歩いてるな」
「エロく発音なんて、練習したらいくらでも上手くなっちゃうからな。まあ、ちゃんと発音できなかったらお仕置きとして、バナナを・・・」
「お前って、俺より変態なんじゃないのか?」
「俺が変態なら、この世の男子は大半が変態だよ」
「お前が正常だという認識はおかしいと思うぞ」
「そもそもバナナを性的に見てるお前の方が、俺なんかよりよっぽど変態だからな。果物だぞ、果物」
「性的には見てないから、そもそもエロいことを想像させるためにバナナは存在してるんだから」
「世界中でバナナを生産してる人たちに謝罪しろ」
「きゅうりなんて露骨にエロを押してるだろ」
「きゅうりが原因で死なねぇかな?」
「しかも、きゅうりって・・・・・・固いんだよ」
「ここって無法地帯だっけ? 殴ってもいい?」
「ごめんなさい、許してください、ふざけました」
「じゃっ、授業始まるまで土下座して待機な」
「ひ、ひどいっ」
「お前が二度とこんなふざけた話をしないように、調教してあげないとな♪」
「ごめんなさい、許してください」