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絵本を開いて、閉まらない。  作者: 真白 白色
よくよく考えたら非日常な日常編
8/22

飽き性も向上心があるといえば聞こえは良い。



「なんかこのパターンにも飽きが来るよねー。」



「まぁ飽きっていうか・・・そろそろ踵落としっていうのはやめてほしいよ。」




 いやアンタ、そろそろも何も・・・や、いいや。



「飽き性?」



「飽き性とは言いませんー、現状に満足しない女なんです、私。」



 向上心があるといえば聞こえはいいよね。聞こえはね。

と無駄にグダグダ話していたら、ガチャリとドアが開いた。

今日もゴージャスな宰相様である。


 ちなみにどうでもいい情報だけど、美人ってみるだけでテンション上がるよね!




「お久しぶりです!貴女の幸奈ですよ宰相さん!!」



「私のモノにした覚えはございませんわ、ユキナさん。」



 その心に突き刺さる距離のある笑顔はなんでしょうかね!

完璧な笑顔過ぎて逆に貫禄感じる!素敵!!



 物理的に宰相が一歩下がった。あれ?




「なんか凄く不思議そうな顔してるけどね君、全部口から出てたよ。」



「えー、そんな口緩くなった覚えないですーまったく魔王じゃないんだから。」



「オレだって口緩くなった覚えないよ、これでも国背負ってんだから。」




 そういえば王様だった。



「なにその意外そうな顔。君はわかるけどなんでライラまでそんな顔してんの!?」



「いえ、その・・・そのような自覚がおありでしたとは露知らず。」




 そりゃ仕事サボってりゃそう思われても仕方ないよね。





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