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絵本を開いて、閉まらない。  作者: 真白 白色
立場逆転ってこういう事だね編
11/22

更新遅いと前の話忘れて読む気なくなる事って多いよね

 最近、向こうに行くことも向こうから来る事もない。

ここ1っヶ月くらい間が空いている。

いや別に寂しいわけじゃないんだけどね?


ここ最近あの人に会えてない・・・この切なさは一体・・・。

ま、まさか私はあの人のことが・・・!?なんてことは全然ない(キリッ!)




なんていうかもう魔王の顔すら覚えてないよね。

私って一週間くらい合わないと顔忘れるタイプの人間なのです。

一ヶ月くらい更新されないと前までの内容忘れて小説読まなくなってしまう典型なのです。

そう私は常に次を目指す女性・・・後ろなど振り返るような性格ではないのです!


ふっ、なんてな。




「でそれを聞いて僕はどう言えばいいわけ・・・?」


「おや隣の家の山口やまぐち知世ともよくん。

 幼馴染でしかも窓が互いの部屋の近くでそこから出入りできちゃう漫画的王道の位置にいてしかも私が初恋で今だ報われない恋心を抱いている知世くんじゃないか。」


「なんでそんな説明口調なの?あざといね。ついでに僕の心を凄まじい勢いで傷つけたよね今。

 責任とって結婚して。」



 我が幼馴染ながらなんて押し付けがましい奴なんだ。



「嫌だなぁちょっとした冗談じゃないかまったく!しかもその話でいくと私きみといったい何回結婚してんの?もう数十回結婚してるよね。ロリ顔女顔。前髪一生懸命上げて幼く見えないようにしているようだけどそれでもロリ女顔だから!ふはっ・・・とか毎回のように言って傷つけてるよね?私。それでも好きとか何?知世、M?」


「泣くよ?」


 すでに涙目で『泣くよ?』とか言われてももう泣いてますよとしかいいようないんだけど。

それでそこらの女性より可愛いってどゆこと。喧嘩売ってる?売ってるよね私に。

凡顔なめんな人ごみに溶け込めるんだぞお前と違ってな!!


「で勝手に部屋に上がり込んで何の用?」


「唐突に話変えたし今更だよね。」


「用がないなら帰れ名前まで女性みたいな女顔知世。」


「いやあるから。最後まで人の話聞かないの幸奈の悪い癖だよ。」


「うんわかった最善を尽くすからさっさと要件言ってよ。」


「うん嘘だよね。や、いいや。そうそう要件なんだけどさ。」


「うんうん」


「僕の部屋に突如として現れたすごい美形のマジ魔王みたいな人がいるんだけど、どうすればいいと思う?」


「うんうん、無視しとけばいいと思うよ。」


「君って本当オレの扱いひどいよね。」


「聞いてたんだねサボり魔王。」


「え、サボり魔王?」


「今多大なる誤解が生じたと思ったのはオレだけかな。」


「そうだよ被害妄想も大概にしなよサボリ魔・王。」



 今わざと区切ったよねなんて言った直後魔王が消えた。

たぶん帰ったんだな。


 ていうかトリップ座標ちょっと間違えて知世の部屋に行っちゃってたのか。



「え、知り合い?」



「うんそうだね。」



部屋はすぐとなりなので魔王に会話は丸聞こえです。

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