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理想のお姫様  作者: 香坂 みや
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用語・登場人物

※最新話までのネタバレを含みます。少しずつ増えていきます。

名前の隣の()は主人公との関係。


○国

・フォンディア王国

大きくもなく小さくもない国。先の戦乱による傷は今だ完全には癒えておらず、平民たちの暮らしは楽なものではないが、少しずつ賑わいを取り戻している。仕事に就けない民が多いことが現在は目下の課題。

・軍国ガルヴァン

圧倒的な軍事力を誇る国。フォンディアの隣国。採掘が盛んで金属類の資源は豊富だが、寒い地方であり気候が厳しいために作物の収穫は多いとは言えない。


○町

・フリアン

離宮のある田舎町。リリアナが普段過ごしている町。

・ディカード

王都より南方にある田舎町。果物の栽培が盛んでルリモという果実が特産品になっている。

・リコンテ領

ルージュとブランシュの産地として知られ、その質も大変良い。



○登場人物

・リリアナ・メル・フォンディア 18才(主人公)

フォンディア国第三王女。母は側室の一人であり、幼い頃に亡くなっている。

前世の記憶を持ち、今生きている世界が前世での漫画の中の話だと気付いている。悪い運命が起こらないようにと運命を変えることを決意した王女。栗毛に緑の目を持つ。

体が弱く大人しい部屋に引き篭もりの深窓の姫という設定で生活しているが、実際は健康が取り得。療養のため、王都から離れた離宮で生活している。篭りきりだったため、勉強が得意。


・ローレンス・ベルリナーズ 17才(???)

王都では有名なベルリナーズ家の次男。王子のような騎士。金の髪とアイスブルーの瞳を持つ。ベルリナーズ家は文官を志す者であっても、民を守る力を持つべしという家訓の元に騎士学校に入る。専属騎士としてリリアナへ仕えている。

漫画:ユリシアに恋をして、叶わないながらも盲目的にユリシアを愛した年下騎士。


・ヴィルフリート・ガルヴァン (???)

軍国ガルヴァンの第三王子。紅色の瞳と黒髪は冷酷な印象を与え、厳しい男だと有名。だが、実際の彼は見た目の印象と異なり心の優しい男。

漫画:ユリシアに恋をするが、想いが叶わぬことを呪いガルヴァンへと攫ってしまう王子。


・フェルディナン(父)

フォンディア王国の王で、リリアナの父。恰幅の良い体型だが、穏やかな雰囲気と白金の髪はユリシアに良く似ている。


・レオンティーナ(王妃)

王妃であり、ギルバートとルシールの実母。ルシールと同じ艶やかな黒髪を持つ。目尻が上がった瞳が厳しい印象を与えるが、母親の違う子どもたちにも同じように優しく厳しく接することができる人。


・ギルバート・ジル・フォンディア 28才(異母兄)

切れ長の瞳と表情に乏しいために冷たい印象を与える容姿の兄の王太子。政略結婚ではあるが、妃にべた惚れ。


・ユリシア・アナマリア・フォンディア 21才(異母姉)

美しく優しいフォンディア国の第一王女。母は王の側室の一人。おっとりしているが、意外としっかりしている。白金の髪と深い碧の瞳を持つ。

漫画:激動の時代を精一杯生き、戦乱を収める騎士と心を通わせる健気な女性。


・ルシール・リアーヌ・フォンディア 20才(異母姉)

顔が広く明るく社交的な第二王女。母は王妃。第一王女とは違った華やかな美しさを持つ。艶のある黒髪と碧の瞳を持つ。リリアナを可愛がり、面白い話を聞いて来てはリリアナに教えてくれる。

漫画:ユリシアに嫉妬し、冷たく当たる。


・クロヴィス・オリオール 25才

長い髪を後ろで一つにまとめ、細身な身体からは第二騎士団隊長を若くして勤めているとは思えない。口が軽く女性が好きである。

漫画:ルシールのお気に入りの男性だが、ルシールには恋愛感情を持っていない。ルシールもそれで良しと考えていたのだが、クロヴィスがユリシアに特別な感情を抱くようになってその考えは変わってしまう。恋愛感情を持っていたのだとようやく気付いても素直になれず時間が過ぎて伝えられない思いはユリシアへの憎しみへ変わってしまう。


・ディオン・オレール・フォンディア(叔父)

王位継承権二位を持つ叔父。細身で優男風の男。王とは年が離れていることもあり、リリアナたちにとっては兄のような存在。


・ランベルト 28才(異母姉の婚約者)

ユリシアの婚約者であり、想い人の騎士。騎士でもあるが、公爵家の跡継ぎでもある。爽やかで真面目。剣の腕が立ち、フォンディアの獅子という二つ名を持つ。

漫画:ユリシアと恋に落ち、様々な障害を乗り越えながら愛を育む。


・ジゼル 28才(専属侍女)

リリアナが幼い頃から仕えており、良き理解者。前世の記憶があることは知らないが、怪我をしない限りは自由にさせてくれる。大人しかった姫が元気になられたのを好ましく思っている。黙って欲しいというのも何か事情があるのだろうと分かっているが、話してもらえなくて少し切ない。


・リシャール・オービニエ伯爵

リコンテ領を管理している伯爵。若かりし頃はさぞ美男であったのだろうことを彷彿とさせる。冷たい瞳をしており、恐ろしい男だという噂。


・アレク(ディオンの側仕え)

ディオンが幼い頃から仕えている男。かなりの年ではあるが、今も現役で若々しく年齢を感じさせない。


・エミリア・クラリス・フォンディア

ギルバートの正妃。可憐な少女のような風貌で兄の鋭さを中和するかのように柔らかな印象の女性。


・エリーズ・アラン

性格を表すかのように赤い髪が印象的な女性。ローレンスの元婚約者。


・ミランダ

王都で「ミランダの食堂」を営む明るく気持ちの良い女性。名物料理はチキンのテリヤキ。彼女の母はリリアナと同じ前世の記憶持ちだったらしい。


・エリー

孤児院出身の女の子。勉強熱心で優秀。孤児院では面倒見が良く、幼子の面倒もよく見ていた。


・メル(リリアナの生母)

リリアナを産んでから体を壊し、リリアナが10才の時に病で亡くなった。生前も一日の大半をベッドの上で過ごしていた。優しく儚い女性。

8/11 追記。

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