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神滅者  作者: おまめ
始まり
10/37

統合

『神』それは古来からいると信じられ人々の拠り所となる存在。


この世界は奴らの手によって創りだされ、発展させられ、そして滅ぼされていく。


神々は気まぐれでありながら絶対的であり、その意思一つで文明は栄え、あるいは一夜にして消え去る。


そんな神々を滅ぼし、自らの力としていった“もの”がいた。


この物語はそのものの姿を示し、語り継いでいくものである。


三柱の神々は焦る。理由は単純だった。権能は強大だが、弱点があまりにも極端すぎる。


そのものは迷わない。即座に距離を詰める。最初に狙うのは『解放』。


『超越』を発動する。限界を踏み越え、一撃にすべてを乗せる。惑星ひとつを砕けるほどの力。それをそのまま叩き込む。回避も、防御も、間に合わない。直撃。


『解放』は滅びる。その力が、そのものの内へと流れ込む。


止まらない。次は『空間』。距離を詰める動作すら、すでに最適化されている。


『超越』『解放』を同時に発動する。制限を外し、精度を引き上げる。必要なのは威力ではない。誤差のない動き。


一秒間に六十二発。一発のズレも許されない。そのすべてが、正確に叩き込まれる。


『空間』は滅びる。その力もまた、そのものの内へと流れ込む。


残るは『重量』。そのものは間合いを取らない。即座に『空間』を発動する。神域の在り方を歪める。基準を変える。ほんの僅か。だが、それで十分だった。


神の反応が遅れる。その一瞬、踏み込む。腹部へ打撃を与える。致命ではない。だが、理解を遅らせるには十分だった。


その隙を逃さない。『剥奪』『封印』。重さの支配を奪い、封じる。そして――目へ。迷いなく、潰す。


『重量』は滅びる。静寂。三柱すべてが消える。


その瞬間、神域にわずかな変化が生じる。


三柱は、侵入者を拒むための“門”として機能していた存在だった。その抑えが消えたことで、均衡が崩れる。


これまで奥へ進む必要のなかった神々が、初めて“脅威”を認識する。


焦りは連鎖する。


より強くなるために、より深くへ。


神々は自ら、神域の奥へと移動を始める。


結果として――奥にいる存在ほど、さらに強くなる。


静かに、だが確実に。


環境そのものが変わる。


そのものの内へと、力が流れ込む。『解放』『空間』『重量』。それらはただ加わるだけではない。内にある力と干渉し合う。


『封印』『阻害』『重量』。共通する性質が、重なる。収束する。形を変える。


そして――一つになる。


封緘(ふうかん)』。


封じ、阻み、縛る。それらすべてを内包した、より上位の力。


そのものは、それを当然のように受け入れる。視線はすでに前へ向いている。


神域のさらに奥。その先へ。そのものは進み続ける。


第10話いかがでしたか?


権能は融合し強くなるという設定を初だししました!ここからどーなっていくんでしょうね


次回もお楽しみに!!

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