作者のつぶやき
改めまして、「呪鬼 花月風水~花の陽~」を読んでいただきありがとうございます。
ここでは、作品の設定などの話をしたいと思います。
①物語を書こうと思ったきっかけ
元々は見た夢がきっかけでした。それは、私が秘密組織に所属している夢でした。それをクトゥルフTRPGのシナリオとして書いていたら、途中から「もし自分がこのシナリオで自分の作ったキャラで遊んだらどんな話になるんだろ⋯」という好奇心が生まれ「月見里 綾人」として演じてる感じで書きました。
②月見里 綾人について
Q. モデルにした人はいますか?
A、綾人はいません。「探偵を書く」と決めた時になるべくチャラくならないように気をつけながら書きました。
Q志鷹との関係について
A はじめは読んだ通りあまり良い印象はなく、あわよくば何か情報をもらえないかとさえ思っていましたが、日が経つごとにビジネスライクな関係だけど、志鷹の能力をかい信頼しよき相棒だったと思うようになり、最後は心から一緒に仕事ができてよかったと思ってると思います。
①出てきた妖怪について
まず、元々のテーマが「私たちの世界にある知られていない、気づいていない「陰の世界」」でした。
その中で、「もし人間界に密かに妖怪が紛れていたら」と思い、その中でインパクトを与えられかつそんな攻撃的なイメージが少ない、よく知られた妖怪と考え、ろくろっ首になりました。
「鈴木花子」という名前にも理由があり、鈴木先生が人間界で先生をやるとなった時に、人間界で名乗る名前を考えないといけなくなり、「人間らしい名前」と思いろくろっ首が一生懸命考えた名前がこれでした。
逆に鴉飛や甘美瑛は「鴉天狗」や「甘美瑛」を連想させるために名前をつけました。
酒呑童子は、本当は最強の鬼として恐れられていますが、「もしそれが嘘で本当は悪さなどしてない優しい鬼だとしたら?」という考えで書きました。
一反木綿は「紙」から連想し「一反木綿が和紙工房をやっていたら面白いよなぁ」となり書きました。
② 題名について
非常に読みにくいこの題名には意味があります。
それは「花が咲く」= 「生を咲かす」から「生きて帰る」という意味で「花」にしました。そして、「呪いにかかっていない」という意味で「陽」とつけました。
⋯ということで、「陽」があれば「陰」もあります。
③「陰」について
「陰」は鬼となった志鷹から見たこの事件を書いています。
どうして、志鷹が鬼になったのか、鬼になった志鷹に一体なにが起きていたのかがわかると思いますので、よかったら楽しみにしていてください。
ということで、長々と読んでいただきありがとうございます。
「呪鬼 花月風水~花の陰~」は再編集し次第アップしますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
それでは。




