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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第5話 武術試験

 学術試験が終わって、私は滞在してる宿へ戻ってから、ママに今日の学術試験の報告をしたの。


「あんな簡単な入学試験で良いのかなって、思うぐらいの内容だったよ(笑)」

「セレスティアは贔屓目なしに凄く賢いからね♪明日の武術試験は怪我にだけは気をつけてね?」


 学術試験が簡単過ぎて余裕だった事を、少し自慢気味に話した後は、明日の武術試験で怪我をするかも知れないと気にしてるみたい。凄く心配そうな顔だったので、私はそんなママに笑顔で答える。


「大丈夫だよ。無理は絶対にしないから安心してね!それにハンターをしてるから躱すことは得意だから当たらないよ♪」

「そう判ったわ。それじゃあ、お腹も減ってるでしょ食堂でご飯を食べる?」

「うん、食堂へ行こう〜♪ちょっとだけ頭を使ったからお腹『ペコペコ』何だよね〜♪」


 ママと手を繋ぎながら宿に併設してる食堂へと向かったの。食事を済ませた後は、部屋に戻ってママとお風呂に入った後に〘毎日ガチャ〙を回してから就寝したの。


 〘毎日ガチャ〙の結果は以下の通りで、かなり良い物が出たんだよ♪


『ガチャ……〘エリクサー 〙Rank SR』

※どんな傷でも癒す事が出来る伝説級の回復薬。


 そして翌日、私は武術試験を受ける為に、武術試験の会場となる闘技場へ向かったの。闘技場へ入る前に【武術試験番号】の抽選があって、武術試験の組分けをする試験番号が決まるみたいなの。組分けは32人1組でトーナメント戦をするみたい。学術試験の時みたいに、平民だけでトーナメントをするって訳じゃないのよね(汗)


 私は箱の中に手を入れて札を取ると【A-1】記された札だったので、A組の集合ポイントへと向かって行くと、私は男子ばかりの組を引き当てちゃったたみたいなの(汗)

 A組の集合ポイントへ着くなり、既に集まっていた男子の中の1人が、偉そうな口調で私へ話し掛けてきたの。


「おい、お前は何番だ?」

「えっと、私は【A-1】だよ?」

「ふんっ、この俺様と当たるんだな!お前は顔だけは可愛いから、顔には傷が付かないように身体に撃ち込んでやるから安心しろ!」


 集合ポイントへ着くなり、威勢のよい男子に絡まれちゃった……まぁ適当に相手すれば良いかなって思ったので、愛想笑いしながら返事をしたの。


「あの、お手柔らかによろしくね♪(ニコッ)」

「おっ、おう……」


 私が柔らかい笑顔で返事をすると、男子は頬を赤らめながら気恥ずかしそうな返事したので、これは完璧な対応が出来たと自画自賛したの。


 暫く集合ポイントで待っていると、試験官が現れて武術試験の説明をしてくれたの。武術試験の内容はこんな感じだった。


1.武術試験は32名によるトーナメントで行い、対人戦闘における基礎武術を確認する。


2.初戦で負けたからと言って不合格という訳ではないが、当然ながら勝ち上がる方が印象点は良い。


3.武術試験なので、余りにも危険な行為が行われたと判断した場合は即時失格とする。


 トーナメントの決勝まで進めば5試合もする事になるのね。優勝すると目立っちゃうので、決勝で負ける事を目標に頑張ってみる事にしたの(笑)


「では、A組の武術試験のトーナメントを始める。第1試合はセレンとカンテラの両名ともに闘技場へ上がれ!」

「「はい!」」


 私とカンテラは闘技場へと上がると、闘技場の周りから『ザワザワ』と声が聞こえてきたの。


「あいつがカンテラか、確か帝都防衛隊隊長のカルドン男爵の息子だったよな?」

「あぁ、強いって聞いてるぜ、相手は平民の女かよ相手が悪かったな(笑)」


 へぇ~、カンテラってかなり強いのね。それなら本気でいかないと駄目なのかな?なんて考えてると試験官が試合開始の合図が出したの。

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