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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第2話 大きな学園

 私は【ティアード学園】の入学試験を受ける為に、1週間前に帝都キングストンへ到着したの。


 今回私と一緒に帝都キングストンへ来たのは、ママとブラッドの3人。一応は3人家族で、ティアード学園の入学試験を受けにきたついでに、帝都観光をしに来たって設定なんだよね。


 流石にティアード帝国の首都だけあって、周りには立派な建物がたくさん建ってて、私は歩きながら周りを『キョロキョロ』してるので田舎者感が丸出しだった……(汗)


 人の数も経験した事がないほどに多くて、ママと手を繋いでないと迷子になりそうなんだよね。もし入学試験に合格したら、こんな騒々しい場所で生活が出来るのか不安になったの(汗)


 私達は試験が終わるまでの期間に、滞在する事となる宿へ荷物を置いてから、入学試験会場にもなる【ティアード学園】を見に行く事にしたの。ティアード学園までの道程は、大通りを通って行けば直ぐに判ったの。だってお城かと思うような広大な敷地の中に、大きな学園の建物があったからね。


「あれがティアード学園だよ」

「ここなんだね。入学試験に合格すれば、通う事になる学園なんだね〜!こんな大きな場所だと学園内で迷子になっちゃいそうだ……」


 余りにも大きな学園だったので、私は驚きながらママに話し掛けたの。


「確かに立派な学園ね。無事に入学試験に合格して入学できると良いわね♪でもセレンならきっと大丈夫よ♪」

「うん、頑張るね♪」

 ママは優しい口調で返事をしてくれたので、私は直ぐに落ち着く事ができたの。入学試験に向けてやれる事はしっかりと頑張ったつもりだし、入学試験前に学園を見る事が出来たから、当日はその大きさに驚く事はもうない。『やってやるもん!』そんな気持ちでいっぱいになったの。


 そして、入学試験当日を迎えた。

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「もし入学試験に合格したら、こんな騒々しい場所で生活が出来るのか不安になったの(汗)」 日本人の記憶、遠くに去りにけりですか。
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