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閑話 国立ティアード学園

 国立ティアード学園。

 初代皇帝【ティアード.キングストン】が設立した文武両道を唱える学園である。


 彼は小国の将校から己の力で将軍へと登り詰め、周辺の国々を討ち倒し武勲あげた。

 論功行賞で領土を授かると、彼はその強さから領土を拡大していき、今のティアード帝国を築き上げたのが初代皇帝である。大魔導師であり武神でもあった初代皇帝は【圧倒的な力こそ全て】その理念から設立したのがティアード学園。

 全てに平等を掲げるのは、優秀な人材を育ててティアード帝国に仕えさせれば、その力がティアード帝国を更に強くして盤石な物とする。それがティアード帝国の栄華を極めると判断したからだ。


 そして初代から代を重ね事で、今ではその精神は【建前】と言われるまでになってしまった……


 現在のティアード学園は、学年ごとにSクラスからDクラスがあり、1クラスは20人の合計100人の生徒が居る。そこへ貴族と平民が2,000人以上が受験するが、その合格者の殆どが貴族である。理由は簡単で優秀な血をかけ合わせるのだから、貴族は必然的に優秀な者が生まれるやすい。更に財力も存分あるので、幼少の頃より家庭教師を付けて学ぶのだから差が出るのは仕方ない。


 学園関係者はセレスティアの存在を知らない。

 彼女は桁違いの才能を持ちながら、信じられない程の努力を積み重ねていた事を。

 その圧倒的な力を知るのはティアード学園の入学試験の時になるのであった。


➖➖➖➖お知らせ➖➖➖➖


閑話はこれにて終了します。


次回より第三章【学園編】を開始します。

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