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第42話 並列思考《バトラー》の報告

 スピカ市に到着してから1週間が経過したの。新たな拠点となる長屋は、カヴィア町とは全然違うの。カヴィア町の長屋は横並びだったんだけど、スピカ市は3軒長屋がコの字型に並んでいて、3軒長屋で1つの広場を共有する様になってるの。

 広場の中央に共同の井戸があって、洗い場に排水溝が整備されていて、とても住みやすい環境になってるんだよね。

 

 安心して定住する事が出来る場所を確保出来たので、そろそろ合流する後発隊を待ちながら、冒険者クランの設立など色々と準備を進めていると、〘並列思考(バトラー)〙から待望の報告があった。


『セレスティア様、〘空間魔法〙の活用方法で報告を致します。魔法鞄(マジックバッグ)の構築は完成致しました。素材は鞄を作れる物なら何でも構いませんので、〘錬金術〙で好きなデザインの鞄を作ってください。次に〘空間魔法〙の亜空間で鞄の中をイメージして発動してください。その後に〘空間魔法〙の時空間で鞄内の時間は経過はしない事をイメージで発動させれば魔法鞄(マジックバッグ)は完成いたします。ちなみに内容量は所持者の魔力量に比例します』

『流石は〘並列思考(バトラー)〙だね、ありがとうね助かったよ』


『次に〘空間魔法〙の空間を使えば自由に転移が出来ます。セレスティア様が訪れた場所への転移なら、今すぐでも転移が可能です。方法はセレスティア様の行きたい場所をイメージして〘空間魔法〙の空間を発動するだけです。転移魔法陣を使えば、多人数での転移も可能なのですが、これは相当な魔力を消費するのでお気をつけ下さい。現在のセレスティア様の魔力だと15人を超えると魔力枯渇になると思われます』

『ありがとう。魔力枯渇すると転移後に動けなくなるから気をつけるね』


『セレスティア様から依頼された物は以上になりますが、更に有効な活用方法が判れば直ぐにお伝えする様に致します』

『〘並列思考(バトラー)〙感謝してるわ。引き続き〘空間魔法〙の研究をよろしくね』

『かしこまりました』


〘空間魔法〙で出来る事はどれも魅力的なものばかりだから、ママと相談してから定例会議にかけるのが良さそうだね。

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