表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/231

第39話 影との顔合わせ

 ママから私達の真実を打ち明けられた翌日、私はママのと一緒に寝ていて、大きく柔らかな胸に抱かれだ状態で目を覚ましたの。


「う~ん」


 世界で一番愛してるママの寝顔を見ようと思い、ママの胸から頭を動かして顔を向けると、先に起きていた笑顔のママと目が合ったの(テレッ)


「セレン、いいえセレスティア、おはよう♪」

「ママおはよう♪大好き愛してる♪」


 ママにいつもの言葉を伝えてから、もう1度ママの胸に顔を埋めて甘えたの♪


「ママも大好きで愛してるわよ♪今日の冒険活動は休んでもらうわね。これまで私達を守ってくれた【影】に会って欲しいの。セレスティアの知ってる顔も居るんだけどね」

「うん、判った」

「じゃあ、朝食の準備をするからママの手伝いをしてくれる?」

「する〜♪」


 その後は、ママと一緒に朝食の準備をしてから、いつも通りに喋りながら朝食を取ったの。

 朝食の後は、【影】に会う為に大家さんの家へママと手を繋ぎながら向かったの。大家さんの家に入ってから大広間へ着くと、既に20人ほどの【影】達が控えていて、私達が用意された椅子の前に立つと全員が跪いて大家さんが声を掛けてきたの。


「カルメンお嬢様、セレスティア様、これまでの無礼をお許し下さい。そして今日この日より正式にお2人の【影】として、我等の命を捧げ必ずお守りします」

「私とセレスティアには【影】の力が必要です。これからもよろしく頼みますよ」

「「かしこまりました」」


 大家さん、ロイさん、ユーリさん、ミスティーク先生やご近所さん達までこの場に居る。全員が私達を守ってきてくれたからこそ、ママと私は生きて来られたのね。そう思うと私の胸は熱くなって感情を抑えきれず涙が溢れたの。


「皆さんのお陰で……今の私があります……今まで本当にありがとうございます。これからも大変だと思いますが、どうかママと私を守ってくださいね」


 溢れる涙もそのままに、私は【影】のみんなに感謝を込めてお礼を言葉を伝えたの。


「セレスティア様よりその様なお言葉頂き感謝します。我等【影】の生涯の宝となります。これから先もどうか我等をお頼り下さい」

「はい、お願いしますね」


 私達と【影】との顔合わせは無事に終わった。

 その後は、レオーネ王国の国外へ向かう場所等を話し合ったの。そして私達はレオーネ王国と国交あるけど、非友好的なティアード帝国へ向かって、そこで冒険者クランを立ち上げて、冒険者活動をしながらもレオーネ王国の動向などを、調べていく事になったの。また【影】ではないんだけどミスティーク先生は、引き続き私達と共に行動して、魔法を教えてくれるのは嬉しい限りだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ