第6話 パーティー登録
カヴィア町での生活が始まってから1週間が経って、家の整理も全て終わったので、ゆっくりと落ち着ける感じになったの。
その間に〘毎日ガチャ〙で出た物はこの通り。
〘銅貨10枚〙Rank C
〘銀貨10枚〙Rank B×4
〘花柄エプロン〙Rank C
〘魔法ペン〙Rank B
〘魔法ペン〙魔力流す事で、インク無しで文字を書ける不思議なペン。
エプロンはママへプレゼントして、魔法ペンは自分用で使う事にしたの。
ママは、ご近所の奥様連中がしてる内職の仕事を世話してもらって、日中は家で内職の仕事をする事にしたの。私も今日からガイさん一緒に冒険者ギルドの採集クエストを受ける事になったの。
「ママ、行ってくるね。大好き愛してる♪」
「気を付けてね。ママも大好きで愛してるわよ♪」
ママといつものハグを済ませてから家を出ると、既にガイさんが外で待っていてくれていたの。
ガイさんは肩から鞄を掛けて、腰には帯剣していた。その姿はいかにも冒険者って感じだったの。
私は採集クエストに必要な物だけを、背中に背負ってるリュックの中に入れていたので、取り出すのに不便な格好だった(汗)
「あの……私の格好って、冒険者として変じゃないですか?」
「セレンちゃんは冒険者になって初めてのクエストだったね。今日は冒険者ギルドでのパーティー登録と、近場での薬草採集だから大丈夫だよ」
「変えた方が良さそうなところがあったら、遠慮なくなんでも指摘してくださいね」
「うん、今日の採集が終わったら話すね」
「ありがとうございます」
取り敢えずこのまま格好で採集クエストに向かう事になったの。冒険者ギルドに着くと、先ずはガイさんとのパーティー登録をしに受付へ行った。
「すみません、僕達2人のパーティー登録をお願いします」
「はい、こちらの申請書に記入して提出してくれるかな」
受付のお姉さんから申請書を受け取ってから、書類に記入してから提出する。
「ガイ君とセレンちゃんの2人で、パーティー名【光の絆】でのパーティー登録ですね。ギルドカードを確認するからカードを提出してくれるかな」
受付のお姉さんに申請用紙とギルドカードを渡して、手続きが終わるのを待った。
「はい、パーティー登録の手続きは終わりましたよ。ギルドカードを返すので、カードにパーティー登録されてる内容を確認してね」
「はい、確認しました。どうもありがとうございました」
「どう致しまして。2人の活躍を期待してるわね」
返して貰ったギルドカードにはパーティー名【光の絆】が記されていた。
今日から私とガイさんのパーティーとして冒険者活動が始まったの。
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