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閑話 移住先の選定

 カルメンは【影】よりクリチェート町から移住する町の選定の進捗状況の報告を受けていた。


「お嬢様、プロチオーネ州にあるカヴィア町が最適かと思われます。比較的治安が良いスラム街にある長屋を押さえて【影】が住む為の下準備を行っております」

「そう、カヴィア町周辺で、魔物による被害はどうなってるかしら?」

「はい、カヴィア町周辺の草原にはゴブリン等のD Rank程度の魔物が現れます。次に森林近辺になりますとオークやオーガ等のC Rankの魔物が現れ、山岳地帯までとなりますと蜥蜴(リザード)等のB Rankの魔物と極稀ですがA Rankワイバーンが現れます。」

「もし、セレスティアが冒険者として活動するのなら、安全に活動するなら草原での採集クエストまでになるのかしら?」

「お1人での活動ならばそうなりますが、【影】の中にセレスティア様と歳の近い者が居るので、その者を護衛に付けるなら、森林近辺までなら全く問題はないかと思われます」

「その者はセレスティアの事を守れるのね?」

「はい、我が孫になります。日頃より厳しい訓練で鍛えておりますので、ご安心ください」

「そう、ブラッドの孫ならば信頼するわ。その者をセレスティアの護衛も兼ねて引き合せ、2人でパーティーを組むように調整しなさい」

「かしこまりました」


 セレスティアの知らない所で、母子を守る為の戦いがこの世界では、常に繰り広げられているのだった。セレスティアがこの事実を知る事になるのは、まだ先の事であった。

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