第27話 魔法戦士を勧められる
あれから数日が経って、冒険者養成講座の特別授業をマリー先生と続けてるの。武術の授業では〘扇術〙の訓練をして、魔法の授業では〘風魔法〙の訓練をしたの。舎外授業では魔物の討伐を行って、討伐する魔物もスライム以外にゴブリンや草原狼等も、難なく倒せる様になったの。
そして、冒険者養成講座も残りの期間があと1週間になったの。
その間の〘毎日ガチャ〙はこんな感じだった。
〘花柄ワンピース〙Rank C
〘青いドレス〙Rank C
〘ショートブーツ〙Rank C
〘ローファー〙RankC
〘鉄扇〙Rank C
〘銀貨10枚〙Rank B×11
〘薬師〙Rank B
〘金貨10枚〙Rank A
贅沢を言えば魔法が欲しかったんだけど、〘薬師〙って薬を作れる訳だから、将来は薬屋さんを開くって選択肢もあるから良いスキルかもね♪
次は、現在の私のステータス
【名前】セレン 6歳
【職業】無職
【LV】10
【体力】75
【魔力】395
【防御】60
【敏捷】70
【知能】215
【運気】60
〘毎日ガチャ〙〘鑑定眼〙
〘生活魔法〙〘気配感知〙Lv2
〘空間魔法〙
〘水魔法〙Lv3〘風魔法〙Lv2
〘扇術〙Lv3〘槍術〙Lv1
〘裁縫〙Lv4〘調理〙Lv4
〘偽装〙〘薬師〙
遂にレベルも10を越えたので、普通の冒険者として活動出来る位のステータスには、なったんじゃないかと思うんだよね。
今はマリー先生との〘風魔法〙の訓練が終わったところで、魔物討伐へ向かう前の休憩中なんだけど、横に座るマリー先生が果実水を渡してくれた。
「ありがとうございます♪」
「セレンさんも、来週で冒険者養成講座が終了ですね。冒険者登録をすれば職業を選択出来るようになるんですが、セレンさんは魔法も武術も使えるので魔法戦士なんかが良いかと思いますよ」
「私が魔法戦士ですか?てっきり魔術士なのかと思ってました」
「セレンさんが冒険者として活動する時に、誰かとパーティーを組むのなら魔術士でも良いかと思いますが、パーティーを組まずに1人で討伐するのなら、近接戦闘も出来る魔法戦士の方がクエストを受注し易いですよ」
「そうなんですね!パーティーの事はどうなるか判りませんから、冒険者登録をする時の職種は魔法戦士にしますね」
「はい、それが良いと思います」
こうして、私が冒険者養成講座で認定試験に合格して、冒険者登録をする時は魔法戦士になるって事が決まったの。




