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第16話 決裂

 フィーガン市とアピキノ市への復興支援も一段落したので、私達は次に進む街について話し合いをする事になったの。


「ねぇセイレーン、次の街はどんな所なの?」

「要塞に囲まれた街で【スパロン】って所よ。王都防衛の重要拠点だから、この要塞を陥落させる事が出来れば王政の信頼は確実に落ちるわよ」


 要塞都市を陥落という内容に、スレイン達は微妙な顔をしながら質問をする。


「ちょっと質問なんだけど、要塞都市を目指すのに陥落させるってどういう事なのかな、僕達は困った街で支援活動をするのに、要塞陥落って意味が判らないんだけど?」

「俺も支援の話だと思ってたから、陥落ってところが気になってたんだ」


 スレインの質問に続いてカンテラも要塞陥落って言葉に違和感を感じて発言をしたの。


 これまでの私達の活動をしっかりと説明してなかったので、この機会に全てのシナリオをセイレーンが3人に説明をしてくれた。


 従魔達に軍事施設を襲撃させて破壊する。その後に聖女が訪れて困った人達を支援する。破壊と再生その事実を聞いて3人は複雑な表情をしてたの。はっきり言えば偽善行為だからね(汗)


「これが私とセレスティアの活動の全てよ。その表情からすると全く納得してないわね」

「当たり前じゃないか!こちらから従魔を(けしか)けて、善人ぶって助けるとか……そんなの許される事じゃないよ!」


 スレインは感情的に答えた。当然の答えだと思うんだけど、私とセイレーンは全て承知のうえで行ってるの。だから今更スレインに認めてもらう必要なんて無いんだよね。


 なので私はスレイン達に伝えたの。


「私達の活動についてだけど、貴方達に認めてもらう必要なんてないの。残念だけど理解出来ないなら帝国へ戻っていいよ」


 スレインは立ち上がって声を荒げる。


「偽善活動を見逃せない!」


 その言葉を聞いた私は冷めた表情でスレイン達へ返事をした。


「帝国のレオーネ王国侵攻を見逃しておいて、私達のする事は見逃せないなんて、あなた達も偽善者なのにそれを言うのね」

「っ……」


 返す言葉のない3人を置いて、私とセイレーンは部屋を後にして次の街へと向かったの。

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