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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第67話 気配感知を習得

 休憩を挟んでダンジョン攻略を再開する。

 変わらずセレン様の【気配感知】の訓練をしながら進むので、ペースはゆっくりなの。【気配感知】と魔物討伐の訓練を同時に出来てるから、セレン様には有意義な時間だよね♪


「左通路からゴブリン4体!」

「正面から灰狼(グレイウルフ)3体!」

「正面からゴブリン6体!」


 現れる魔物を倒していった。

 そして、その時はやって来たの♪


「あっ、左通路から何か近付いてる?」

「正解♪その感覚を忘れないでね!ゴブリン3体が来るよ。」


 ガイさんがゴブリンを始末して戦闘終了。

 私はセレン様へと近付いて抱きつくと、セレン様も応える様に手を回して抱き合う形になったの。


「セレ、やったわ♪」

「うん、その調子で頑張れば精度が上がるからね♪」


 1度感覚を掴めばコッチのもので、場数を踏めば感知の精度は上がるからね。ダンジョンを進んで経験を積んでもらう事にしたの。

 感知の感覚を掴んでからは、少しずつ進むペースが早くなってきたの。当然、魔物と遭遇するペースも早くなって討伐数がドンドン増えていって、セレン様のレベルも魔法レベルも上がっていったの♪

 夕刻近くになり、安全地帯(セーフティエリア)ではないんだけど、少し開けた場所を見つけたので野営をする事にしたの。

 私は結界を張って魔物を近付けなくして、皆んなでテントや簡易コンロを設置して野営の準備を整える。魔法鞄(マジックバッグ)から素材を取り出してシチューを作って、夕食の用意も完了したので皆んなで夕食を取ったの。


「皆さんのお陰で【気配感知】を覚える事が出来ました。ありがとうございます。」

「セイの努力の成果だよ。嬢ちゃんなんて驚異的な努力をしてたからねぇ(笑)」

「えっ…そんなに努力してたっけ?」

「あんた…毎日魔力枯渇になるまで魔力を消費するなんて出来ないよぉ?」

「だって…あれで毎日魔力が1上がるんだよ?1年で288も増えるんだもん〜」

「えっと…セレって魔力いくつあるの?」

「2500超えたくらいだよ。」

「嬢ちゃん…あたいの倍以上だよ…人類最高の魔力量なのは間違いないねぇ(汗)」

「セレって天才だと思ってたけど、凄い努力家だったのね(汗)」


 この後も私のびっくり人間話で盛り上がったの。見張りはブラッドさんとガイさんが交代でしてくれたので、私達はテント内のベッドでぐっすりと寝たの。


※テントはセレスティアの空間魔法を付与してるので、パーティーメンバーが十分に寝れるスペースがあります。

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