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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第65話 セイレーンの装備

 今日からセレン様を連れてダンジョンへ向かう事になったの。


「セレン様、装備ってあるの?」

「学園で使ってた物があるけど?」

「実戦装備は無いって事だね(汗)」


 困った…ダンジョンへ行くなら装備を整えないと危険だもんね。


『ねぇ並列思考(バトラー)、私の手元にある素材でセレン様に合う装備って作れちゃう?』

『はい、適当に見繕って作成しましょうか?』

『ちょっと待ってね、希望を聞いてみるよ。』


 高級な物は作れないと思うけど、セレン様に好みの装備を聞いてから作る事にしたの。


「セレン様、装備なんだけどね。私の魔法鞄(マジックバッグ)にある素材で作ろうと思うんだけど、何か好みとかあるかな?」

「もし可能ならレンとお揃い風の物が欲しいかな?」

「OK!武器は扇で良いのかな?」

「そうね、基本は魔法になるので武器に拘りは無いわね。」

並列思考(バトラー)聞いてた?今ので装備を作ってあげてね♪』

『畏まりました。完成したら魔法鞄(マジックバッグ)に入れておきます。』


 これで装備は大丈夫だね。

 次は、ダンジョンへ行くメンバーを決めないと、私とセレン様にブラッドさんとミスティーク先生の4人でいいかな?そんな事を考えていると来客が来たの。


「嬢ちゃん、久し振りだねぇ♪見違えるくらいに大人びて綺麗になったねぇ。」

「先生!お久し振りです♪相変わらずの姿は流石エルフだね(笑)」

「今日は嬢ちゃんの成長を確認したいからさ、一緒にダンジョンへ行くよ。」

「ふふっ…驚かせるからね(笑)それと、こちらは私のクラスメイトのセイレーンさん、今日は一緒にダンジョンへ行くからよろしくね!」

「セイレーンと申します。今日はよろしくお願いします。」

「私はミスティーク、エルフだよ。嬢ちゃんの小さい頃に魔法を教えてた者だよ。そろそろブラッドとガイが来るから、集まったら出発だねぇ。」

「OK!セレン様、ちょっと部屋へ来て!装備に着替えちゃおう〜」


 私と同じミスリルとオリハルコン合金の扇と、揃いのワンピースに胸当て、グリーヴ、ガントレット、フォールズを渡して着替えたの。


「これって…ミスリルやオリハルコン?このワンピースってオリハルコンが練り込まれた繊維よね?こんな高価な物を…」

「ハンターをしてると揃えれるよ♪」

 ※ガチャで出た素材で普通のハンターでは揃える事は不可能な代物です。

「そ、そうなのね(汗)このクラスの装備は貴族でも入手するのに苦労しそうだけど、ハンターって凄い職業なのね。」

「さぁ、着替えたしダンジョンへ行こう〜」


 着替えたので部屋からキッチンへ戻ると、ブラッドさんとガイさんも到着してたの。


「セレスティア、ダンジョンへ行く前に偽装を忘れないでね?」

「あっ…ママありがとう(汗)」


 私は偽装をしてからダンジョンへ向かうんだけど、久し振りにママと出掛ける挨拶をする。


「ママ、行ってくるね。大好き愛してる♪」

「ママも大好きで愛してるわよ♪」


 言葉を交わして思い切りハグをする。

 久し振りの光景にみんなが微笑みながら、少し目を潤ませていたの。

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