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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第44話 前衛職審査

 カンテラの編入が決まって、残るは前衛職2人を選べばA班の編成は完了する。


「明日、前衛職の審査をするわね。求める能力は壁役を出来る者が望ましいわね。後は前衛職だから戦闘能力は当たり前よ。明日の審査に備えてしっかりと準備をする様に」


 セレン様はそう言って、A班は少し早いけど授業を終了したの。寮へ戻ろうとするとストラトスが声を掛けてきた。


「レン、明日の審査で必ずA班に入るから、その時はハンター活動の事を色々と教えてくれ!」

「OK!先ずはA班に編入出来る様に頑張ってね。贔屓は出来ないけど応援してるから♪」

「ありがとう♪じゃあ、また明日!」


 ストラトスと笑顔で挨拶して別れたの。彼はハンター活動に興味がある。私としては話が合いそうなので、班に入ってくれると嬉しい♪

『頑張れストラトス!』と心の声でエールを送った。


「ストラトスは何を言ってたの?」

「うん、明日の審査で必ずA班に入るって事と、入れたらハンター活動の話を教えて欲しいと言われたよ」

「そう、順当ならスレインとストラトスを選ぶ事になるわね」

「そうだね。編成が終わると、後期から始める討伐の現実味が出てくるね」

「レンとの討伐なんて心躍るわ♪」

「私も久し振りの討伐楽しみ♪」


 そんな会話をしながら寮へ戻ったの。

 そして翌日、前衛職の審査が行われる。

 闘技場に集まってもらい、壁役の審査から始めたの。


「これから前衛職の審査を行います。最初は壁役からで、レンの攻撃を重装壁で受け止めるか、軽装壁で躱して貰うわよ。それでは始めましょう」


 みんな盾の使い方もぎこちなく、私の打撃程度でバランスを崩して壁が崩壊しちゃってる…この短期間で盾を使いこなすのは厳しいかな?


「重装壁でよろしく頼む!来い!」


 次はストラトスの順番だった。気合も十分な様子で盾を構えている。

 私は連続で突きを放つ、ストラトスは両手で盾を構えて少ない動作で突きを受け止めた。

次は少し威力を上げて突きを入れてみた。


『ガツン!』


「グッ…まだ耐えれるぞ…」

「それまで、ストラトス無理は禁物よ。レンに異常がないか診て貰いなさい。」

「判りました…レン、よろしく…」

「うん、あっちで診るから行こう」


 私とストラトスは闘技場の控室へ向かった。私が治療にあたるから審査は一旦中断する。


「取り敢えず痛い所を教えて」

「左腕かな、特に手首の痛みが激しい…」

「判った、診せて貰うよ」


 私は左手首を触診する。


「うん、骨は大丈夫だね。腕の動きに変な所が無いか確認するけど、痛いかも知れないけど我慢してね。」

「あぁ、(顔が近い…)」

「うん、大丈夫ね。多分打撲だと思うから直ぐに治すね。〚治癒(ヒール)〛!」

「あっ、痛みが消えたよ♪レンは本当に凄いね」

「どういたしまして♪みんなが心配してるから戻らないとね!」

「あぁ、(可愛い…)」


 ストラトスの治療を終えて、私達は闘技場へと戻ってから怪我の詳細をセレン様に報告してから審査を再開したの。

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