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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第41話 負のオーラ

 午後の授業も終わり、カンテラとは中央食堂で待ち合わせの約束をして女子寮へと戻る。

 セレン様は、着替えるなら軽く汗を流したいと言うので、大浴場で軽く汗を流してから普段着に着替えて、中央食堂へと向かったの。

 カンテラは既に食堂前で待っていたので、そのまま一緒に個室へ行こうとすると…背中を『ゾクッ』と悪寒が走った。

 同時に〘聖眼〙が反応したので、その方向へ目を向けるとゼクス殿下がこちらを睨んでいた。決闘の恨みに反応したかと思ったので、スルーして個室へと入って食事を始めたの。


 話したのは主に戦術で、私は魔物の特性によって攻め方を変えてると伝えると、


「魔物って現れたら切り倒すだけで良いと思ってたけど、頭を使って戦わないと危険なんだな…」


 普通は魔物との戦闘経験なんて無いからね。私のハンター活動の経験がカンテラの役に立つのは嬉しいね♪その後も斥候の事や、A班は斥候1人と前衛2人を希望してる事などを話した。


「結構な時間を話したわね。そろそろ寮へ戻って明日に備えないといけないわね。」

「セレン様にレン、今日はありがとう。」

「また、何かあったら言ってね♪」

「おう、1人で悩むより直接聞くのが一番だな。コミュニケーションの練習にもなる!」

「レン、戻るわよ。カンテラお疲れ様。」


 その場でカンテラと別れて私達は女子寮へと帰って行くが、また〘聖眼〙が反応する…目を向けると、ゼクス殿下がこちらを睨んでた。

 何か禍々しいオーラがゼクス殿下に纏わり付いてる…本当に嫌な雰囲気がする(汗)


 決闘での失態以降は周りから評価を下げて、次期皇帝争いからは完全に遅れを取ってる。その事で恨みに妬みに心を蝕まれたみたい…これはセレン様に報告したいけど、〘聖眼〙で知ったなんて言えない。どう言えば良いのか悩んでると、セレン様が声を掛けてきた。


「レン?様子が変よ?具合でも悪いの?」

「ううん、少し考え事をしてたの(汗)」

「それなら良いけど、悩み事なら何でも言ってね?あなたは《《終生の友》》なんだから。」

「うん♪」


 私はこの時、セレン様なら《《特殊な眼》》を持ってるという内容で、ゼクス殿下の事を伝えようと思ったの。

 

 その結果、私の決断は間違いでは無かった。


➖➖➖➖カンテラ視点➖➖➖➖

 セレンとセイレーン様と食事をする為に、中央食堂で待っていると2人がやって来た。水色の髪に合せた水色のワンピース姿のセレンを見て、俺は見惚れて息をするのを忘れてしまった…可愛い過ぎる。


 食事をしながら斥候の事を色々聞きはしたが、私服姿のセレンが可愛い過ぎて、中々頭に入らない。それに…制服の時には判らなかったけど、物凄いスタイルしてたんだな…余り見過ぎて変な目で見られない様にしながら、脳裏にしっかりと焼き付けた。

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