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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第38話 鉄壁のセイレーン

 3人で会話をしながら食事を取ってる。


「セレンって授業の後は何してるの?」

「私とレンは、いつも私の部屋で話や勉強をして過ごしてるのよ。」

「レンって言われてるのは何故なの?」

「私の愛称がセレンなの。同じだと間際らしいからレンと呼ぶ事にしたのよ。」

「そ、そうなんですね(汗)」


 私が答える前にセレン様が全て答えてる…


「ストラトス君は将来は軍人になりたいの?」

「軍には所属するけど、バリオス伯爵家を継ぐ事になるからね。期間限定の軍人って感じで、いずれは領地運営をする事になるんだよ。」

「貴族の長男として生まれた者の宿命と言えるわね。」

「皇族は違うのにね」

「皇族は国を治める存在だから、兄みたいな馬鹿が皇帝になったら滅びるでしょ?」

「「そこはノーコメントで(笑)」」


 何とか3人の会話に入れたんだけど…


「レンはどこ出身なの?」

「シリウス領スピカ市って田舎よ。」

「そこでハンター活動をしてたのか。ダンジョンがある所だからハンター活動にはいいね。」

「その経験がレンの強さなのよ!」

「バリオス領にもダンジョンがあるんだよ。長期休暇になったら招待したいな。」

「残念ね、私とバカンスへ行くので無理よ!」


 結局、セレン様とストラトス君の会話となったの。2人は相性が良さそうね♪


 そして、昼食時間も終わって午後の授業が始まるので教室へ戻る事にしたの。


「セイレーン様にレン、楽しい時間を過ごせました。またご一緒してもよろしいですか?」

「うん、良いよ♪」

「次は、私達のランチBOXも用意してね。それと私の事はセレンでいいわよ。」

「セレン様、ありがとうございます。レン、僕の事はストラトスで君は不要だよ。《《友達》》だからね♪」

「ストラトス個人訓練頑張ってね(微笑)」

「う、うん、ありがとう」


 午後からも私とセレン様は魔力操作の練習と、図書館へ行って人体構造について勉強をしたの。


➖➖➖➖セイレーン視点➖➖➖➖

 ストラトスは『グイグイ』来るわね。


 私の鉄壁のガードで防ぎきったけど、あれはめげずに何度も来るわね。


 これからはスレインも昼食に呼んで、2人を勝手に牽制させるのがベストかもね(含笑)

 学園での生活は始まったばかり、誰がレンに相応しいか見極める時間はたくさんあるんだから、私がレンを守るのよ。

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