第36話 食堂での会話
3人での重装壁についての話し合いも終わって、私は女子寮へ戻ってセレン様の部屋へ向かったの。
『コンコン!』
「どうぞ。結構時間が掛かったのね?」
「そうなの、簡単な説明だけかと思ってたけど、真面目な話し合いになっちゃって(汗)」
「まぁ、その話は夕食を食べながら聞く事にするわ。」
「そうだね、食堂へ行こう♪」
食堂に着き、夕食が運ばれてくるのを待っていると、3年のアリス先輩が話し掛けてきたの。
「レンちゃん♪ゴードンが模擬戦以降、ずっとレンちゃんの事ばかり言ってるよ~」
「えっ、謝りに行った方が良いですか?」
「うん?謝る?」
「先輩、レンは天然なので判ってないかと…」
「あっ、そうなの?えっとね、ゴードンはレンちゃんの事が好きになったんだよね(笑)」
衝撃の内容で私は固まった…模擬戦をしただけなのに?
「あの…模擬戦を女子として、負けたら恋するルールとかあるんですか?」
「「《《爆笑》》」」
「ま、まさか、ここまで天然だと《《国宝級》》ね(笑)」
「そうなんですよ!だから私が付いてないと大変な事になるんですよ(笑)」
「セイレーン様も苦労されてるのね(笑)」
「私はレンの事を《《終生の友》》だと思ってるので、レンの天然を楽しんでますよ♪」
「羨ましい関係ね。そんな訳だから、ゴードンが来たら適当にあしらってね(笑)」
「ありがとうございます。お任せを!」
アリス先輩との話の後半は私は加われずに聞くだけになってた…セレン様にゴードン先輩への対応は任せちゃおう(笑)
その後はアリス先輩も誘って大浴場へ、そこでも女子トークで盛り上がって長風呂になったんだけど、それでも話し足りないのでアリス先輩の部屋へ招かれて話し続けたの。
『ガチャ…〘ピンク色のドレス ARank〙』
※シルク製のパーティー仕様のドレス
➖➖➖➖アリス視点➖➖➖➖
食堂へ行くとセイレーン様とレンちゃんが居たので話し掛ける。
3年Sクラス最強のゴードンに勝った1年生だから、どんな子かと思ったら…天然系の可愛い子なんて反則ね。セイレーン様もかなりお気に入りだし、私もレンちゃんファンになって成長を見届けよう♪
しかし…大浴場で見たレンちゃん…あの《《破壊力》》は反則だ…私達が貧相に見えるよ(泣)
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