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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第35話 ストラトス

 スレイン様と中央食堂へ向かおうとすると、ストラトス君に呼び止められる。


「セレン、少し良いかな?」

「どうしたの?」

「殿下との話しが聞こえからさ、僕も重装壁に興味があるから、殿下と一緒に話しを聞けないかと思ったんだけど駄目かな?」

「私は良いけど…スレイン様どうですか?」

「僕も構わないよ!」

「それでは、2人共よろしくね!」


 中央食堂の個室を借りて、紅茶を飲みながら重装壁について話しを始めたの。


 何よりも《《勇気》》が必要なのと、斥候との《《情報共有》》が無ければ成立たない事を強調して伝えた。

 装備もフルプレートアーマーや大盾は必須で、装備を整えるのに費用が掛かる事を伝えると、全く問題ないみたい…流石は皇族と貴族だね(汗)

 武器に関しても、剣よりも突く事に特化した短槍が向いてる事等も伝えた。


「セレンってさ、部隊編成の事も詳しかったけど、治癒職や壁役の事もかなり詳しいよね?両親がハンター活躍とかしてる感じなの?」

「えっと、私がハンター活動をしてたから、みんなより詳しいんだと思うよ。」


 ストラトス君が興味津々な感じで聞いてくるので、素直に答えた。


「えっ、11歳だよね?それ以前にハンター活動をしてたの?」

「ハンターって薬草採取も含まれるよ?魔物討伐はオーク辺りまで連れて行って貰った程度だからね(汗)」

「そりゃそうか!主戦な訳ないよね(笑)」


 危ない…普通はこの歳で魔物を討伐なんてしないか(汗)適当に誤魔化せて良かった。


「それでもクランに在籍してるんだよね?色々な話を聞けて羨ましいよ!」

「何か聞きたい事があったら聞いてね?私で判る範囲なら答えるからね(微笑)」

「あっ、うん。ありがとう♪」


 ストラトス君も頬を赤くしながら笑顔で返事したの。ハンターに興味があるなら話が合いそうだから、良い友達になれそう♪


「ストラトスもセレン班に入りたいのかい?」

「そうですね。セレンの班に入りたいけど、編成の都合もあるので何とも言えないですね。」

「僕もセレン班に入りたいんだよ。お互いセレン班に入れる様に頑張ろう!」


 スレイン様は兄妹だから当然だけど、ストラトス君もセレン様の班に入りたいのね。セレン様は素敵だからね!

 そんな人気者のセレン様と一緒の班なんて、私はかなり恵まれてると思ったの。

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