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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第25話 ブラッドの苦悩

 帝国諜報部がセレスティア様の身辺調査を開始するだと?


 学園内で何か問題が発生してるのか?


 諜報部への指示者と調査内容を速やかに調べてみると、原因はセレスティア様自身だったのだ。学園内で行われた【決闘】において人で上級生全員を倒された。しかもその中には第一皇子付きの現役騎士が居て、あっさり倒してしまうとは、これは完全に目立ち過ぎだ。


 貴族の妾が産んだ子であれば、貴族の養女にして帝国で抑えるつもりなのだろうが、この手の隠蔽工作なら容易い。


 問題なのは、セレスティア様が第二皇子と第一皇女の双子と仲良くされてる事だな。

 第二皇子は特に不味いな、お美しいセレスティア様に想いを寄せられる可能性を否定出来ない。そうなれば皇室に迎えられる事もあり得るのだ。

 休暇でスピカ市へ戻られるまでは、2人に進展が無い事を祈るしかない、学園内に入ってセレスティア様に接触するのは危険すぎるからだ。


 スピカ市に居られるお嬢様へ直ちに報告して、セレスティア様へ手紙を送って貰う行為は、身辺調査をしてる現状だと手紙を検閲されるから無理だな。


 何とかセレスティア様には、目立たず控えめに行動して頂かないと、容姿もそうだが武術と魔術は学生レベルを遥かに超えてるので、何をしても目立つ事になるのは必至だ。


 今になって思うと、同世代との交流をしていればと後悔する。我々影が武術、ミスティークは魔術においては最上位クラスの精鋭なのだ。セレスティア様の力がどれだけ同世代と比べて、突出してるのかは判っておられない。


 これからの学生生活で目立たず、更に皇子に想いを寄せられない事を祈るのみだ……


 ブラッドはまだ知らない


 セレスティアが学園内で更に目立つという事を


 皇子だけでなく学園の男達を虜にするという事を


 天然系美少女セレスティアの快進撃が始まったばかりという事を知らなかった。

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