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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第14話 Sクラスの寮生

 目が覚めるとセレン様に抱きつかれていた。一緒に寝たのだから当たり前だけど、正面から抱きつかれてると恥ずかしいね……

 身動き取れない為に、私はセレン様の顔を見つめる事しか出来ないので見つめる事にした。金髪にキレイな目鼻立ちを『可愛い』と思いながらも寝顔を見つめてると、突然目が合う『あっ』っとお互いに声が出て、恥ずかしくなり頬が赤くなる。


「おはよう、ずっと私の顔を見てたの?」

「えっと、はい……可愛い寝顔だったので……」

「レンって、そんな恥ずかしい言葉を普通に言えるのね……」

「いえ、恥ずかしいと思ったけど、本音を言っただけです……」


 なんか変な雰囲気になったので、空気を変えようと朝食へ行こうと誘おうと思った。


「セレン様、朝食へいきませんか?私お腹が減っちゃいました(笑)」

「そ、そうね、食堂へ行きましょう。他のSクラスの方も来てるかもしれないわね。」


 直ぐに服を着替えてから、セレン様と一緒に食堂へ向かうと、既に朝食を取っている人が居たので、セレン様が挨拶と同時に私の紹介をしてくれた。


「先輩、おはようございます。こちらは私と一緒に今年から入学するセレンです。私と同じ呼び名になるのでレンとお呼び下さいね」

「あぁ、貴女が平民で初めてSクラスになった噂の子なのね!私は5年のマリュネよよろしくね」

「セレンと申します。レンとお呼び下さい。よろしくお願いします」

「ふふっ、硬くならなくても良いわよ♪これから同じ寮で暮らすんだからね♪」


 優しい先輩で良かったよ。平民だからイジメられないか心配したけど一安心♪


 その後も朝食を取りにきた先輩達に挨拶と自己紹介をしていったの。学年毎に20人居るSクラスなんだけど、食堂くる先輩の数が少ないの。疑問に思ったのでセレン様に聞いてみると。


「Sクラスは20人だけど、殆どの生徒は男子なのよ。私達1年は私とレンの2人なのよ」


 Sクラスに入れる女子は多くても5人位で、普通は1人か2人らしいの。セレン様と同学年で本当に良かったと思う。関係も良好だし楽しい5年間になりそうだね!

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