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異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…  作者: 小桃
第三章 ティアード学園編
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第11話 合格通知

 入学試験が終わってからは、少しだけ王都の観光を楽しんで後に、スピカ市へ戻っていったの。


 やはり『住み慣れた場所が1番』っていうのが素直な感想なんだよね(笑)だって、帝都キングストンは人が多過ぎるのと、建物も大き過ぎてその場に居るだけで、息苦しさを感じるんだよね(汗)


 そんな住み慣れた場所での生活もあと僅かとなったの。私の元に【国立ティアード学園】から入学試験の合格通知が来たからね。


 合格通知書には『成績優秀につき学費の全額免除となる【特待生スカラシップ】である事。クラスは最も優秀な者が在籍する【Sクラス】になった事。本来なら平民には許されないけど【Sクラス】なので特例で個人部屋になった事』が書かれていたの。本当は大部屋でクラスメイトと『ワイワイ』と騒ぎたかったけど仕方ないね(汗)


 入学に必要な物は【特待生スカラシップ】なので、学園が全て揃えて寮の部屋に用意して置いてくれてるみたい。こんなに高待遇で良いのかしらと思えるよね。


 ティアード学園へ入学すると、冒険もお預けになりそうなので、スピカ市に居る間にダンジョン攻略と、従魔達の強化など色々としておかないとね。


 スピカ市に居る間に〘毎日ガチャ〙で出た物で良い物は以下の通りだったの。


〘光魔法 〙Rank S ※光属性の魔法。攻防癒の全ての魔法が使用できる。全ての属性に対して有効な唯一の属性である。


〘虹彩の扇 〙Rank S ※不死鳥の羽から作られた扇。全ての属性を纏う事が可能で、扇が欠損しても不死鳥の如く修復する。


 そんな感じでスピカ市の生活を過ごしてると、月日の経過はとても早くて、ティアード学園への入学の日が近づいてきて、遂に帝都キングストンへ向かう日がやってきたの。


 ティアード学園で過ごす期間は5年で、長期休暇以外はずっと寮暮らしになるの。なのでママはスピカ市に残る事となった。帝都キングストンへはブラッドと数名の【影】が来て、レオーネ王国の動向やティアード帝国の現状を調べながら、私の身に危険が迫らない様に活動するみたいね。


➖➖➖➖母の想い➖➖➖➖

 本当はセレスティアに付いて帝都キングストンへ一緒に行きたい。

 全寮制の為に学園の外へは出れない為に、人が多い場所へは身を置かない方が良いとの事なので、私はスピカ市に残る事となった。

 こうして距離を取ることで、セレスティア自らの考えで歩む必要がある筈だから。長期休暇でスピカ市に戻ってきた時に、成長したセレスティアの姿を見る事を楽しみに待とう。

 そして、その時は思う存分甘えさせてあげよう♪

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