魔法少女になった日
これは私が魔法少女になったのは、この日のことだった。
「ね~ね~、これからどっか一緒に行かない?」
そう話しかけてきたのはクラスいや、学年で女帝とされている佐藤 李音だ。流石に、期末テスト前はまずいので、柔らかく断ることにした。
「ごめんなさい。期末テスト前だから、また今度出来れば!!」
始まりはこれからだった。始まったのだ。私へのいじめが。
「やめて。もう、私も蹴らないで!!」
私は放課後に毎日、蹴られる日々を送っていた。蹴られるところは服で隠れている部分。目に見える部分を沢山、怪我させていたら先生や大人達が心配するからだ。
「はあ? やめてくださいだろ? このゴミクズが! しかも蹴らないで? 蹴らないでくださいだろうが!! このゴキブリ女!」
佐藤 李音の性格は本当に最悪だ。他人を下にして、自分を上げるという所行を行う典型的な弱者だ。父親はどっかの有名会社の社長で、それで調子に乗っているというところもただの虎の威を借る狐だ。
「いやいや、ゴキブリなんだからそんなこと言っても分からないよ~ww」
こっちのクズは山本 里奈だ。コイツは佐藤李音の取り巻きというヤツの1人だ。コイツは援交で大金を得るような安い女。正直、この年でこんなことをやっているのには流石に誰でもドン引きするだろうな。
今日はコイツら2人だけだが、取り巻きの人数は全員で7人くらいだ。そのため毎日毎日、交代で私に体罰を与えてくる。そんなある日、家に私宛の手紙が届いた。その手紙の内容はこうだ。
『親愛なる 龍花崎 瑠衣様へ
貴方は魔法少女になる資格があると、委員会が判断したので、この手紙とプライズを貴方に与えましょう。使い方などはこれと同封されているマニュアルがあるのでそちらをお読みください』
これが私の魔法少女ライフの始まりだ。