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ビー玉を眺めていたい

作者: 郡山リオ

ビー玉を眺めていたい 寝ころびながら

日向を避けるように風を浴びて

人の流れを避けるように

歩くのにも疲れてしまうよ


たまには座って空を眺めるのもいいじゃない

町の隅から見上げる空も青くてきれいなんだから


毎日同じことを繰り返して辛い思いして

いつかこの気持ちを忘れてしまう

それだけが私は怖いだけ


食べていかなきゃ 生きていけないから

そうやって言い聞かせていつまでやるの?

あの頃に戻りたいと思ってしまう自分に嘘を


やりたいことだけでは生きていけないなんて

ただの言い訳だって知っている

ただそれだけの自信がないことを認めたくないだけなんだって



今立ち止まっていたい 気づきたくないから

行き先を忘れるように人に流されて

日の巡りをまとめるように

ため息にも疲れてしまうよ


たまには座って空を眺めるのもいいじゃない

町の隅から見上げる空も青くてきれいなんだから


沢山同じことを繰り返して嫌な思いして

いつかこの気持ちを忘れてしまう

それだけが私は怖いだけ


続けていかなきゃ 取り返しがつかなくなるから

そうやって誰かの言葉をいつまでつぶやくの?

あの頃には戻れないと気づいてしまう自分に嘘を


やりたいことだけでは生きていけないなんて

誰が言ったのかも知らない言葉

ただそれだけの自信がないことを認めたくないだけなんだって


誰かを守るためとか

そんなかっこいい理由もないのに

自分をごまかして嫌になる


たまには座って空を眺めるのもいいじゃない

町の隅から見上げる空も青くてきれいなんだから

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