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魔法世界日記  作者: 青い薔薇の人
2/2

2月14日

わわわ、初投稿からどのくらいかかってんだよ・・・

うん、文書にするのってとっても難しいのね( ˘•ω•˘ )


  ふと気がつくと、私は、何故か見知らぬ煉瓦作りの裏道に座り込んで居た。


「え、ここ何処?」


 この辺りにこんな煉瓦の道は・・・大きな家の塀に使われているくらいだ。


 所々で異国情緒のあるランプが着いているので道はうっすらだが明るく見える。


 周りの音に耳を済ませてみると、かなり遠くから人の話す声と、酒を飲んでいるのか、グラスが合わさる時の音が聞こえる。


 視力が極端に悪い私は、かなり耳がいいと思ってるので、この音に向かってを歩けば必ず人は居るはず、駅はどちらか聞いて、そうすればまたバーに戻らなきゃ。

 アイツから出てきた黒い影に追われて気が付いたらここに居る・・・みんなに何かあったら…。

 とにかく戻らないと何も確認できない。

 なんだか分からないけど、足がめちゃくちゃ痛いし、煙草と携帯以外の荷物は、BARで一緒に飲んでいた人達に預けたままだし。 細い裏道っぽい所を仄明かりだけで歩くのは、だいぶ心細くなるな、ちょっと泣きそうだ、涙流れないけど、ドライアイだから。



 そうだこういう時は、歌を歌おう、怖い時とか、心細くなった時は歌を歌おうってよくやってたよね。


 〜〜♪♪

 愛と勇気のだけが友達とかいう彼の歌は何歳になってもスラスラと歌えるものだな、迷子の定番曲だと思う、あ、これエンディングテーマだけど。


 歌っているうちに人の声が大きくなってきた、そろそろだと思うとなんだか胸騒ぎがしてくる。

 もしかして、まさか、なんて考えは、大体は自分が考えすぎてたり焦ってドキドキしてるだけだったりするんだ、大丈夫。


 曲がり角を曲がると小さな露店や、飲み屋がズラっと並んだ道があった。


 雰囲気は新宿や吉祥寺の○○横丁と似ている感じだ。


 でも、なにか違う。

 ここは違う、私の知らない所だ。


 飲んでいる人達には尖った耳、角、がちらちら見える。

 買い物をしている人は、明らかに私の知ってる〝人〟じゃない。

 コスプレ会場に迷い込んだのかも、と周りを見渡した。


 見渡すほど広くはないが長い道、店と店の間に見えたのは大きすぎる月と小さな2つの月だった。



 ※※※※※※※※※※※



 ここは吉祥寺でも無い、もしろ地球でもない。


 別の世界に迷い込んでしまった?そんなアニメや漫画じゃあるまいし、ありえないでしょ……。


 って言うか、なぜに今日なの!?


 体を小さくして横丁に乱雑に積まれた木箱の間に入って、聞き耳をたててみる、ガヤガヤと聞こえてるく音の中に聞こえてきた言葉は日本語ではなかった、英語でもフランス語ネパール語でもない。


 もう、これじゃ道を聞くどころの話じゃない、これからどうやって()()()いけばいいのか。


 パッと見、人っぽい人少ないし……。



 「あぁ・・・もう、どうすればいいんだよ・・・」


BARで待ってるあの人に・・・


渡したい物も、伝えたい言葉も・・・何も言えてないのに。


「あぁ!!もう!どうすればかえれるの!!」


いきなり異世界

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