プロローグ
初投稿です
魔法、と聞くとまずあなたは何を思い浮かべますか?
きっと、人それぞれ、違ったイメージがあるはずだと思います。
例えば、空を箒で飛んだり、瞬間移動したり、何だかとてもキラキラした物が溢れ出して、鳥が羽ばたき出ては消え、最後には大輪の花を咲かせたりする、そんな不思議で綺麗で幸せな力のことだと幼い日の私は思っていました。
他に例として挙げるのなら、動物に変身したり、他人になってみたり、自分の大人の姿になれる変身魔法とかですかね。
そんな幼少期の理想的な魔法は物語の中で、必ず人に伝わっていると思うのです。
そして年齢が上がるにつれ、次第に良い魔法ばかりではなく、悪い魔法が出てくるようになりますよね。
人を意のままに操ったり、怪我をさせる為の攻撃魔法だったり、人を殺める為の禁断の呪文だったり。
そう、これこそ魔法だ、なんて思う人もいると思うんです。
丁度、7歳になった頃の私も『こんな魔法があるのか』と、漫画を購入しに行った古本屋で見つけた本を立ち読みしては思っていました。
あ、立ち読みはいけないですよね、ごめんなさい。
思い返すとこの頃から私はオタク気質だったのだなぁと思うと、なんだか居た堪れない気持ちにもなるのですが、まぁ、この話を読んでくださる方には直ぐにバレてしまうので、気にしないことにしますね。
脱線してしまいましたが、話を戻します。
魔法についてのイメージでしたね。
年代だとかで差はあると思いますが、漫画、アニメ、小説などの形で魔法を身近に感じた人達が増えて、次第に魔法ではなく魔術、呪術、召喚術、など様々な分野が広がり、人々にはそれぞれのイメージをもって、これを“魔法”だと思うものができていると思います。
これから先、話に出てくる“魔法”があなたの魔法と似ていなかったら、ごめんなさいという事と、イメージの1つとして、頭の片隅に?いえ、1~2ミリ位の隙間にスっと刺し入れておく位の気持ちになってくれれば幸いです。
それでは、私が迷い込んだ魔法のある世界〝ティアガイア〟での物語、どうぞご堪能下さい。
ホントにホントの初投稿。
書き溜めしてはいるものの、人に見せて良いものか、続きを投稿すべきか考え中です。