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詩など(お遊び、おふざけ、はたまたラップ調♪)

○○○は君のもの

作者: 檸檬 絵郎

こちらはですね、黒井羊太さま主催の「ヤオヨロズ企画」参加作品です。

擬人化ってやつです。


ええと、私の作品はですね、

何を擬人化しているのか、わかりにくいかもしれません。

よーく読んでくださいね。そして、

それでもわからなかったら、感想欄へ(笑)


君はいつも、美味しそうに食べるね。


なんでわかる? そりゃわかるよ。


君の熱が、伝わってくるから。




君が僕を手にしてさ、


そうして口へと運んでいって。




ひと口食べると、君は必ず「冷たい」って言って、


くしゃくしゃさせた笑顔を(うつ)すんだ。




君は本当に美味しそうに食べるね。


うらやましいよ。


恨めしいくらいにね。







え?




だって、僕は知らないんだもん。アイスの味。

冷たいのはわかるし、君の笑顔も(うつ)るんだけど……









僕はただ、君の口へと運ぶだけ。


バニラアイスは、君のもの。






「僕はただ、君の口へと運ぶだけ」


 だって、僕にはお口がないんだもん。




 ……僕が誰だか、わかった?

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― 新着の感想 ―
[良い点] シルバーがいいかな? アイス食べたくなりました。 うちのはステンレスです。 そこはかとなくセクシー、君との関係性が親密! ありがとうございました。
[一言] 初めまして、檸檬様。 途中までアイスバーだと思っていましたが、「笑顔を写す」あたりから、それじゃスプーンだな…と。 行間に「彼」の視線を感じる様なモノローグですね。 少し拗ねたような、でも…
[一言] お詣りに参りました。 あの四角い奴でしたか。 詩のような不思議な文体が魅力的でした。
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