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転生

暇つぶしに作ってみようかなって思いました。

 ブワァァァア!

 地面から湧き上がる光の中で目が覚めると、そこには魔法陣が描かれており、自分はその中にいた。

「気がつきましたか?」

女性の声が傍から聞こえてきたのでそちらに目を向けると、そこには神々しい姿の女性が立っていた。一目で天使だと分かる出立ちだった。

「こ、ここは?」

何が起きたか理解できない自分は思わず天使に尋ねた。

「あなたは亡くなったのです。最後の記憶はありますか?」

「は?」

衝撃の発言に理解が追いつかなかった。しかし今いる自分の不可思議な状況、それが起こっててもおかしくないとも思った。

「えっと、たしか海外旅行をしてて…近くでガラスの割れる音がしたと思ったらここに…」

「あなたは旅行中、近くのお店で起こった強盗事件の流れ弾に当たって亡くなったのです。」

「マジですか?」

「ほんと可哀想な方ですね。」

天使は衝撃的な話をテンポよく繰り出してきた。もうちょっと気持ちを思い計って?そう思っていた。

「それでここは…?」

「ここは異世界の扉です。」

天使は微笑んで続けた。笑い事ではないがとりあえず聞くことにした。

「実は世界は一つではありません。あなたのいた世界があったように他にもいくつもの世界があるのです。」

「パラレルワールド的な?」

「そうです。そして今私の担当する世界の調和が乱れようとしているのです。」

(天使って担当とかあるんだ。)

「その問題を解消するための人材を探していたところ、このまま死ぬには可哀想なあなたを発見しました。」

「今流行りの異世界転生ってやつです?」

「ざっくり言うとそうゆうことです。」

「ほんとにあるんですね。」

「話が早くて助かります。」

(案外軽いな、この天使)

信じがたいが状況が飲み込めてきた。大袈裟な状況のおかげでむしろ信憑性があった。

「元の世界に戻ることもできるんですか?」

「いえ、そちらの世界でのあなたの人生は終わってしまってるのでそれはできません。あくまで別の世界でセカンドライフを歩むための召喚です。」

「なるほど。で、そこでするべきことがあるんでしょうか。」

「ほんとに話が早くて助かります。」

大体こうゆうものには目的があって行われるものだ。ゲームや本ではそうだと認識していた。

「先ほど私の方の世界の調和が乱れようとしてると話しましたね。私の方の世界では魔法やモンスターが存在しています。あなたの世界の言葉でゆうファンタジーと言われる世界観ですね。」

「ほんとにそんなとこあるんだ!俺も魔法とか使えるようになるんですか?」

「ええ。なりますよ。」

「マジっすか!憧れてましたわ!」

「話を元に戻しますね。そして今この世界で魔王が復活しようとしてます。復活してしまったらこの世界は均衡が失われて破滅に向かってしまいます。そのため魔王に対抗するため、異世界人を呼ぶことにしたのです。特殊な方法ですし多用できるものではありませんが、異世界人は異質な才能に恵まれると聞きます。それは魔王討伐の助けとなるはずです。」

「魔王ですか、ますますそれっぽいですね。僕が勇者になるんですか?」

「できればそうなってくれることを望みます。」

「?」

「元の世界にも戦士はいるのですが、比較的平和な時代が続いたので、大きな力に対抗できるものがどのくらいいるかと言われれば不安なところなのです。以前、魔王が出現した時は元の世界の者が勇者となり討伐を果たしました。その者の子孫や、今も才能を持った人間はいるのですが、なにせ彼らには未知数の敵となります。可能性や選択肢は一つでも多い方が良いのです。」

「それで魔王討伐の選択肢を広めるために俺を呼んだのですね。」

「そうゆうことです。」

これから行くであろう世界の状況は大体把握できた。あとは自分の能力値がどんなものなのかが問題だ。

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