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付き合って直ぐに、“遠距離恋愛“をはじめた俺達! 本当に心配しなくていいのか?

作者: 七瀬





付き合って直ぐに、“遠距離恋愛“ をはじめた俺達! 

本当に心配しなくていいのか、、、?




お互い、東京と大阪で直ぐに遠距離恋愛をはじめた俺達。

なかなか会えないし、休みの日も何をしているのか分からない!

俺は彼女が俺と会っていない間、“浮気“をしてないのか心配でならない。

3日に1回、 ライン電話をするのだけど、、、?

“男の気配がないか俺は携帯の画面を端から端まで満遍なく見まくる。“

まあ、お互い信じてないと“遠距離恋愛“なんて出来なのだけど、、、。

俺は彼女の事を考えるだけで、心配で心配でならない!

浮気もそうだけど? もっとこまめに俺は彼女と会いたいんだ!

会いたい時に会えないから凄く寂しいし彼女に会いたい想いが頭から離れない。




・・・彼女はそんな俺の気持ちを知っているのか?

彼女からしたら? “俺とたまに会えればそれで満足らしい!”

もし? 俺と結婚しても”週末婚”でいいとか言ってるし。

彼女は遠距離恋愛に向いている人間なのだろう。

あまり寂しいとも想わないみたいだし、俺の事が好きでも毎日会うのは

嫌だと俺に言った。



『おーい! 元気?』

『うん。』

『もっと俺は乙姫に会いたいのになぁ~』

『“私は週一でいいかな。”』

『なんでだよ!』

『会うの面倒くさいし!』

『頼むよ! 俺の事、もっと好きになってくれよ~』

『”ちゃんとキリの事、好きだよ!”』

『“俺と乙姫の愛の重さが違うんだよなー!”』

『・・・あ、愛って? 重すぎない?』

『“愛は重い方がいいに決まってるだろう!”』

『重すぎたら? しんどいんだよねぇ~』

『・・・ゲッ!? そうなの?』

『そうよ!』

『今後は、気を付けるよ。』

『何? へこんでるのよ、キリらしくないじゃない!』

『”俺、乙姫と会えなくて寂しいんだよ。”』

『“じゃあ、遠距離恋愛やめる?”』

『えぇ!?』

『会えなくて辛いんだったら、もうやめようか。』

『なんでそんな事、言うんだよ! ずっと我慢してるのに、、、!』

『“ごめんね。”』

『・・・謝んなよ!』

『だ、だって、』

『“俺が悪かったよ、ごめん!”』

『なんか? 気まずいね、』

『“今度の日曜日、久々に会わないか?”』

『いいよ。』

『良かった、じゃあ! 会おう。』

『うん。』






・・・たまに会う彼女は、”物凄く可愛くて愛おしい。”

でも? ”タイムリミット”があるから、時間が凄く大切に感じるんだ!

また、次彼女と会えるまでは長い時間を一人で過ごさないといけない。

いつになったら? ”俺は彼女とずっと一緒に居れるのだろう?”

楽しい時間はあっという間だし、会えない時間は、途轍もなく寂しくて長い。




まあ、彼女が今の俺達の関係に不満がないのならそれでいいのだが、

俺はストレスでどうにかなりそうだよ!

元々、”俺の性格と彼女の性格が真逆で、俺は好きな彼女と毎日会いたいと

想っている男で、彼女は好きでも彼とは週1回会えればいいと想っている

彼女だから、不満の差がお互い違うんだよな!”



俺はストレスでおかしくなりそうだと言うのに、、、。

彼女は今の俺達の関係が丁度いいらしい。

”東京と大阪” ってそんなに遠くないのだけど、、、?

彼女との想いが長くて遠くに感じてしまう。

俺達、結婚してもこんな感じなのかな、、、?

それとも? ”違う女性ひとを選んだほうがいいのか?”

今の俺は、そんな風にも考えられず! 彼女の事ばかり考えて、

仕事も、もうままならなくなってきているよ。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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