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さんわ

「……この浮遊感は余り慣れないな」


 他者からの強制転移による不快な浮遊感に愚痴をこぼしながら無意識に伏せていた瞼を開くと、如何にも魔の巣窟ですと言わんばかりの薄暗い紫色の洞窟の中に居た。


 体に纏わりつく元の世界とは似て非なる魔素、城でもそうだったが此処は特に異質だ。死の臭いこそ無いが不快感は拭えない。御話に出てくる様な魔物の巣窟だとすれば納得もいくものだ。


 だが、身にまとわりつく不快感はそれだけではなかった。

 妙に心地の悪いそれは視線だ。しかし、それは探るようなものではなく、心配の色の濃いもの。……心配をするくらいなら隠れることもないだろうに。

 視線を感じた方向を少し探ると、澱んだ魔力の中に澱みのない空間が有った。


「隠れているつもりならジロジロと見るのはやめた方がいいぞ。それと、もう少し空間に魔力を馴染ませるんだな。身を隠すのに必死なのかは知らんが、不自然に浮いているぞ」

「……流石は勇者様ですね。探知魔法は心得てますか」


 観念したのか、滲むように現れたのは先程の少女だった。


「言っちゃ悪いが、『探知』する必要の無いくらいにはバレバレだぞ」

「――っこれでも私は国を代表する巫女の一人。特に結界魔法には自信が有るのですが」


 自信の有ったであろう結界魔法を見破られただけではなく、別段魔法を使ったわけではないと言われ、その上アドバイスまでされたのだ。いくら相手が勇者でも巫女は感じてしまったフラストレーションを隠せないようで語気が少々強まる。


「……じゃあ逆だな」

「逆……ですか」

「ああ。『探知』する事にかまけすぎて、流れを探る事が出来ないんだろうよ」

「……そういう事にしておきます」


 ほぼ初対面の相手に上からアドバイスなどされれば誰だってストレスを感じるものだ。だが、不器用ながらもフォローされれば幾分かは抑えが利くのだろう。渋々だが、巫女はシンラの言葉を飲み込んだ。


「で、だ。見つけてしまった以上、隠れて俺を監視する事は出来なくなったわけだが、アンタはどうするんだ?」

「……」


 ――沈黙。

 強く言われた訳ではないが、王より監視の命を直接預かっている。例えそれがシンラの身を案じていた彼女の為とはいえ、王命には変わりはない。それは即ち失敗は許されないと言うことだ。

 命を下した本人は気にしていないだろう。そもそも命令では無いのだから。だが、巫女としてのプライド、それ以上に国に対する忠信が失敗を許さない。

 だから、どうするのかと言う問に言葉が出てこないし、愛らしい顔も苦虫を噛み潰したようになっているのだ。


「まあ、元々逃げるつもりはさらさら無いからな。邪魔にならないよう着いてくるんだな」

「もとよりそのつもりです!」

「だろうな」


 理由はどうであれ引くに引けない彼女に助け船を出したのはシンラだった。

 監視をするのにわざわざ身を隠す必要などない。人となりを知りたければ直接接触する方が手っ取り早い。それに、目の届く範囲に居てやれば、相手は此方を意識する。下手な手を打たせたくないのならば、あえて存在を示すことで牽制になる。


 尤も、彼の身を案じていたのならば最初からついてこればよかったのだが。

 


 ◇



「おでましか」

「――未調査のダンジョンですから警戒はしていましたが、このクラスは少し予想外です」


 しばらく歩いていると魔物と思わしき影が四つ視界に入る。

 遠目で見える姿はヒトに見えなくもない。


「Aクラスのリザードマン……」

「……強いのか?」

「少なくとも私一人では一対一でも手に余ります」


 はっきりと視界に捉えたそれは大型の爬虫類。二足歩行で手には黒塗りの片手曲剣とバックラーを装備している事を考えると相応の知性は有るのだろう。


「なるほど……お荷物抱えて戦える敵では無いということか」


 身を守る道具を用いる知性を持つと言うことは、狩りの能力も高いと考えてもいいだろう。


 だが、道具を使わせなければ問題ない。


「凄い……」


 地を蹴り駆け出すと、瞬きも許さない速さで二体の喉元を手刀で一突き。なにが起こったか気づかれる前にもう一体の後頭部を蹴り倒す。


「死体どころか武具も蒸発するんだな」


 喉元を貫かれた二体は手に持った武具ごと蒸発。蹴り倒された一体は衝撃で剣を手放し起き上がろうとしていた。


「借りるぞ」


 剣を拾い、無傷の一体の首を切り落とし、よろよろと起き上がった最後の一体の胸に突き刺した。


「お見事です……が、魔物とは言え殺す事に抵抗は無いのですか?」


 既に巫女の視線からは心配の色が消え去っていた。代わりに宿ったものは最も受け慣れた感情――恐怖。


「抵抗……か」


 いちいち抱かれた恐怖に反応する心は既に磨り減ってしまっている。命を奪うことにもすっかりと慣れてしまった自分が嫌になる。そもそも俺達は人と人が殺し合っていたのだから爬虫類如きには今更だろう。


「……今でも命を奪う事の忌避感は失せていない。だが、殺す事を躊躇っていればこっちが死ぬ」

「強いのですね」

「……強いだけじゃ人は導けない」

「何かおっしゃいました?」

「勇者として喚ばれたんだから強いのは当然だろってな」


 それに――


「俺は負けたからここに立っている。尤も、アイツにもこの世界にも余計な事をしたかもしれんがな」


 あまり予期してない出来事に想像以上に動揺していたのか、自身でもらしくないと思う弱音。それにより訪れた沈黙の気まずさを早足で誤魔化し進むと遠目にまたしても影が見えた。


「――この先に何体か居ますね」

「さっきのよりも魔力が少なそうだが……あれは?」


 今度は少なくとも人型ではない。逆に言えばその程度しか解らない。


「引き返しますか?」


 分かれ道もなく歩いてきたのだ、先に進むにはこの道しかない。故に引き返すという選択肢は存在しない。


「聞く迄もないだろう。このダンジョンの攻略が目下俺の勇者としての役目なら、引き返すことは有り得ない。まあ、無益な殺生はあまり好みはしないが」


「スライムとグレイウルフです。どちらも先程の魔物より危険度は低いですね」


 近づくにつれてより鮮明になる輪郭は小さく丸い何かを、数体の四足歩行の魔物が取り囲んでいた。

 気付かれたところでこの程度の魔物には身体強化すら必要もないのだが、狩りの邪魔をするのは趣味ではない。


「こういった事は良くあるのか? 俺の居た世界には既に魔物は居なかったんでな」

「ダンジョンとは言え、ここも自然の内。まじまじと見られる機会は少ないですが、狩りに遭遇する事事態は珍しくは無いですよ」


 こうして話している間にもスライムは傷を受け弱っていく。その様子は見ていて心地の良い物ではない。


「……そうか。気付かれないうちに奥へ向かおう」

「はい」


 しばらく歩いていると急に巫女が立ち止まった。チラチラと後ろを見ているので、どうやらさっきの魔物が気になるらしい。


「気になるのか?」

「あっ……少しだけですが」

「俺達だって生きるために殺しているのにか?」

「そんな言い方――」

「言い方を変えたところでそれが事実なことには変わりない」

「いいです! 私一人で見てきますから!」


 さっき出てきた魔物の存在が頭によぎる。多少言い過ぎた感は否めないが、それで冷静さを欠くのはいただけない。一人になったところにリザードマンが現れたら彼女は生き残れるのだろうか。

 

「馬鹿野郎が……」


 自分が少し気を使っていれば起きなかった。つくづく人の心が読めないものだと自身に嫌気がさす。だが、自己嫌悪も程々にしておかないと本当に最悪の事態が起こってからでは遅い。こうしている間にも彼女との距離は離れているのだから。

 

「酷い……」


 追いついた頃には既に現場には巫女しか居なかった。他に変わったことといえば、地面に真新しいシミが出来ていること。魔物同士の殺しでは残骸が残るのか、別の理由が有るのかはわからないが、少なくとも先程の狩りが成功したと言うことはわかった。わかってしまった。


「……だが、人間も同罪だ」

「困っている人を助けてくれるのが勇者じゃないの!? 目の前で弄ばれている命が魔物だったら放っておくの!?」

「勇者だからこそ、だ。目先の感情にとらわれて目的を見失うことは勇者には許されない」


 言い捨てると来た道へと再び進み出す。巫女は未だに俯き歩いてくる様子はないが、二回目の任務放棄だ。監視されている立場の俺にそこまで面倒を見てやる義務も理由も無い。


 ……あいつならどうしただろうか。感情にまかせて助けたのかも知れないし、見捨てたのかもしれない。どちらにせよ俺の取るべき選択は変わることもない。

 大多数の民の為の勇者(・・)を望まれている以上、少数には望まれない行動も仕方ないし、切り捨る罪を背負う覚悟も切り捨てた民からの恨みを背負う覚悟もとうの昔に済ませている。


 だというのに、胸を締め付けるこの感情は何だろうか。いや、理解はしている。あいつにあって覚悟を見せられ、一パーセントにも満たない淡い夢を見てしまった。数年間で築き上げた覚悟に、勇者としての生き方に疑いを持ってしまったのだ。……結局、俺もその辺の有象無象と同じで、強い光に無条件に期待や希望を寄せてしまっている。


「行き止まりか。……つくづく嫌になるな」


 『探知』の魔法をダンジョン全域に行使する。あまり魔力を無駄遣いしたくはなかったが今回は構造と魔力反応がわかればいいので、規模に対して魔力消費が大きくないのが救いか。


 ◇


「失望したか?」


 運が良いのか悪いのか一際魔力反応の大きい部屋の前に巫女が立っていた。『探知』でわかる情報ではリザードマン級の魔物とは遭遇していなかったので放置していたが、まさか一番危なそうな場所に行くとは。

 最悪、俺が任務放棄した場合、彼女がダンジョンの調査を行う手筈立ったのだろうか。だが、扉の先から感じる魔力はリザードマンよりも遥かに高い。むしろ此処までこれただけでもかなり運がいい方か。もしかしたら彼女も『探知』を使いながら動いていたのかもしれないが。


「していないと言えば嘘になります。……ですが、私が勝手に理想を押し付けていたことも理解しているつもりです」

「まあ、俺も勇者なんてやってなければ勝手に理想を押し付けて、勝手に現実に失望しているだろうさ。それに、もしかしたら本物の勇者(・・)って奴は総てを助けて誰もが笑える世界を切り開くのかもしれない。だとしたら俺なんかとは程遠い存在だな」

「勇者様もそういう存在に憧れたりするんですか?」

「そりゃな。だけど、今から目指すには俺の手は汚れすぎてんだよ。だから今更生き方を変えるつもりもなければ変わるつもりもない」


 この生き方から逃げることは、背負った罪を下ろすことは、切り捨てた者達の思いを裏切ることになる。それだけは誰が許しても俺が許さない。赦せない。


 無言になるとネガティブな事を考えるのは昔からの悪い癖か。思えば常に疑問を抱えていた様な気がする。その都度背負ったものの重さを再確認し、自らを押し殺して生きてきた。これからもそれは変わらないだろう。


「この先にはなにがあるんだ? 魔力反応が特に高かったんだが」


 気を紛らわすため、高さ三メートル程の石でできた無骨な扉を指差して彼女へと問う。


「この先がダンジョンがダンジョンたる理由、主と呼ばれる魔物と、それが守るダンジョンコアが有ります。主は極めて強力なので今回の目的はこの部屋までの道筋を記録する事ですが……勇者様なら一人でも――」

「倒せば終わりなら二度来る必要もないだろ」

「……その通りです」


 彼女が言い切る前に扉を蹴り壊す。割合堅かった気もするが身体強化した力の前では木だろうが石だろうが変わらないし、金属製のより強固な扉でも蹴り飛ばせる自信はある。


 吹き飛んだ扉の残骸から何か巨大な生物が高速で跳んできたが、難なく蹴り飛ばす。砂塵が晴れ、姿を現したのは螺旋状の角の生えた、鱗を持つ巨大な兎だ。図体だけで四から五メートル、角も一メートル程と兎に角巨大で、何よりも異質なのは体毛の代わりに全身を覆っている金色の鱗だろう。俺の知っている兎とは全くの別物で、魔物という存在の危険度がよくわかった気がする。

 だが、でかいだけなら俺の敵ではない……のだが、


「硬っ――!」


 手始めに左足で角を蹴り上げるが硬すぎて折れるどころか、奴本体も多少仰け反った程度でまともなダメージを受けている感じはしない。反対に、俺の足の骨には皹が入っているのだろうか、ズキズキとした痛みを感じる。身体強化を施した上でここまでダメージを受けるとなると、奴が仰け反らなかったらと思うとゾッとする。

 流石に主と呼ばれるだけは有るということか。


「勇者様! 【金鱗兎】は災厄クラスの魔物、ここは一度引きましょう!」


 武器も何もない今、確かに分の悪い戦いなのかもしれない。古代遺物(アーティファクト)クラスまでは望まないが、高硬度の刃物は欲しいところだ。しかし、何もせずに撤退するのは俺のプライドが許さないし、このまま大人しく帰してくれるような物分かりのいい奴には到底見えない。現に血のような双眼はじっと俺を見据えており、少しでも隙を見せれば直ぐにでも跳びかかってくるだろう。

 別に骨が折れたわけでも無いのに隙を見せるほど軟ではないつもりだが、回復する隙に向かってこられた時に左足では捌けない。利き足でないのだけは救いか。


「勇者様!」

「騒ぐ暇があったら増援でも武器でも持ってこい! 今度こそ荷物抱えて戦える相手じゃねえだろ、状況考えろバカやろう!」


 怒鳴りつけると彼女は直ぐに走っていった。ガキの子守までこなすとなると本気で戦えないだろう。

 どう考えても今まで戦ってきた相手の中で一番強い敵で、情も覚悟も護るものもなく、ただ生きるために戦う獣は常に全力で向かってくる。となると此方も全力で向かわねば待っているのは死だ。


「ほんと、つくづく嫌になるな」


  物心付いたとき、アルフォント家次期当主筆頭として既に自立を求められていた。子供ながらにそれを理解していたし、求められている以上に努力もした。その結果、一般的な子供がする事を知らずに育った。

 適性試験の時、他に類を見ない結果を出した。神童と謳われ求められるものも増えた。だからそれまでより努力もしたし、期待以上の結果も出した。だが、それで得たものは孤独と暴力だった。


「だったらどうしたってんだ」


 そうだ、押し付けられたとは言え再び勇者の座に就いたのは自らの意志に他ならない。確かに消耗していたが、あの場の全員を皆殺しにして逃げるだけの余裕はあったのだ。そうしなかったのは勇者の座に少しでも未練があったから。作り物の栄誉でも誰かに必要とされたかったからだ。


「なら、殺すしかねぇよな? なあ、ウサ公」


 最早魔力の節約など言っていられない、俺もこいつを倒すと信じてもらえたと信じて、今はコイツを倒すことに集中しようじゃないか。


 張り詰めた警戒を態と少しだけ緩め、左足を瞬時に回復させる。案の定こちらに向かって飛びかかってきたが、さらに強化を重ね掛けした右足で土手っ腹をけり抜く。同時に両手に出現させた高硬度に物質化させた十字架状の魔力を高速回転させながら投げて追撃する。

 蹴った感触からして、身に纏う鱗も相当な硬さをもっている。この程度では下手したら擦り傷程度か。

 さらに追撃する為に追い風を起こし、同時に進行方向の空気を退けて駆け出す。進行を阻む空気はなくなった為か、吹っ飛ばされた標的以上の速度が回り込むことを可能にする。が、兎もただ飛ばされているわけではない。しっかりとこちらを見据え、鋭い爪を振り回す。

 所詮は直線的な動きなので避けることは造作もないが、ただ避けたのでは追い付いた意味がない。風で速度を調節し懐へ潜り込むと、そこまで高くはない天井へと蹴り上げ、ぶつかった衝撃で止まった標的へ雷を飛ばす。

 衝撃はどうか分からないが、雷は多少は効いただろう。詳しい話は知らないが、雷を模した魔法が体の自由を奪う事も人間では実証済みだ。


 この隙にある魔法の詠唱を行う。如何に強靭な魔物でも詠唱文を詠む隙は作れたはずだ。


「……道を阻む壁の一切をも許さない。ただ等しく総てを飲み込み、恐れすら壊し、ただひたすらに強くある為に――『force due to loneliness.soul』」


 多大な魔力を糧に強大な力を繰り出す魔法術式、禁術『顕魂一擲』。消費魔力の多さもさることながら、不足分を強制的に生命力で補うため、一般的な魔法使いではまず使用に耐えられないだろう。この魔法は魂に刻まれた性質を魔法術式の力を借りて『物質化』と『形状固定』を行うものなので、一度発動してしまえば短時間世界に留まる。要は自身を犠牲に他者を生き残らせるための武器を生み出す魔法だが、使用者が生きていればそのまま戦うこともできる。

 かなり消費している今の俺でも多すぎる魔力のおかげで生命力を使うことはないとは思うが、コイツを倒した後は身体強化すら危ういか。


「……少なくとも【勇者】の力ではないな」


 そう呟きが洩れるほど『顕魂一擲』にて行使した術式『force due to loneliness.soul』は暴力的で独善的な力だった。

 自身を包むように出現したのは武器ではなく漆黒の箱だった。それは外敵から身を守るための盾なのかもしれないが、敵ではなく自身を閉じ込める檻のように、ともすれば棺のようにも感じるほど暖かみはない。ただ、外界と自身とを隔てる為の溝のように感じた。

 数分の後、独りでに蓋が開いたので箱から出ると()の姿は既になく、残されたのは『顕魂一擲』の使用前から遥かに広がった空洞に、恐らく兎であったであろう痕のみで、それすらも魔力の残滓でしか解らないほどだ。

 痕跡では箱の外で何が起こったのか想像がつかないが、この力が敵味方の一切の区別をつけないであろう事は容易に想像できる。――全くもって勇者を名乗るには程遠い力だ。


 

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