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公爵令嬢は、元魔王です?  作者: ゆー
幕間 6

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イーリスは思い通りにならない 3

「そもそも、なんであ(・)の(・)メアリーがそんなに人気なんだろう?」



今のメアリーの特徴なんて、属性がない無(・)色(・)の(・)公(・)爵(・)令(・)嬢(・)であることくらいだ。

あ、あと見た目がいいこととか?


そして、無色であるが故に公爵令嬢でありながら他人から蔑まれており、それを何とかしたくて王妃の座を狙っていたはず。


無色であるため、戦(・)闘(・)も(・)ろ(・)く(・)に(・)出(・)来(・)な(・)い(・)メアリーは自身を下に見られることを何よりも嫌い、その度に公爵令嬢としての権力を使って相手を排除してきた。


そうやって裏で他人を貶めてきた事実をレオン殿下に知られ、拒絶されてしまい、王妃の座が完全に絶たれたことを知ると、それがきっかけで魔王へと覚醒。


そのまま最終決戦へと繋がる。


アタシが知っている世界では、メアリーとはそういう女だった。



ちなみに、ヴィサスの方は純粋にレオン殿下の事が好きで、裏でいろいろやらかしているメアリーがレオン殿下と結婚するくらいなら、私のほうが相応しいとメアリーと婚約者の座をめぐって争っていた。



「どうにかしてメアリーが魔王であるという証拠が掴めたら……あっ!」



覚醒前の今のメアリーを魔王として告発するためには、どうしても証拠が必要だ。


そうして悩んでいたら、一ついいことを思いついた。



「確かあそこにあったはず……あった!」



お目当ての物は見つけた。


あとはこれを使って、メアリーをあの場に引きずり出せばいい。



「よし…これが上手くいけば…!」



魔王を覚醒前に倒せて国も守れるし、レオン殿下もアタシのことを見直してくれるはず。



「頑張るぞ!」

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