↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
公爵令嬢は、元魔王です?  作者: ゆー
本編 7

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
56/644

降臨 4

「妾は別にそなたとの決着に興味はない。後ろの二人を助けると約束したから帰らねばならぬ」


「そんなこと、我には関係ない。今すぐ決着をつけるぞ」



妾の言葉に耳を貸すつもりはないらしい。



「馬鹿馬鹿しい。ほれ、そなたたち行くぞ」


「え?あ、はい…」



まあ、妾もやつの言葉を聞くつもりなど、はなから無いが。


振り返り、出口に向かって歩き出す。



「……我と戦わないならその二人を殺すと言ったら?」


「…………なに?」



キングゴブリンの言葉に、思わず歩みを止める。


ゆっくりと、首だけ後ろに振り返る。



「お前…死にたいのか?」



ギャーッ!!!



漏れ出した殺気だけで、遠くに待機しているゴブリンたちが錯乱して、同士討ちしたり座り込んで頭を抱えたりと普通じゃなくなっている。



「あ、あ…あ………」


「これは…さすがにヤバい……」



近くにいた女と男もその影響をもろに受けてしまう。


女は瞳孔が開ききり、座り込んで天井を見ながら意識を失いかけていて完全に動けなくなっている。


男はなんとか意識は保っている様子。

汗をダラダラと流しながら剣を地面に突き刺して、何とか座り込まないように耐えている。


しかし、それが精一杯で動くことまではできないようだ。



「…さすがだ。ただ漏れ出た殺気だけで我の部下たちが全員使い物にならなくなった。そんなにやる気を出してくれるなんて嬉しいぞ」



そんな中、一人だけ平然としているキングゴブリン。


やはり、他のゴブリンたちとは格が違うのだろう。


この殺気の中で、むしろ喜んですらいる。



「だが、いいのか?お前の殺気でそこの二人が死にかけているぞ?」


「なに…?ハッ!これはまずい!」



キングゴブリンが何やら忠告してきたので2人を見てみると、女の呼吸が止まりかけている。


殺気に耐えられなくて息ができなくなっているみたいだ。


慌てて殺気を引っ込める。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。