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公爵令嬢は、元魔王です?  作者: ゆー
本編 27

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三聖女、一堂に会する 15

「その余裕ムカつくー。いいから、さっさとやるよー」



スターシの余裕な態度に不満があるのか、唇を尖らせるルミナス。


そんな不満げな態度を隠すことなく、スターシの横に戻ってくる。



「フフフッ、そうですね。それではイーリス様、よろしいでしょうか?」


「え…?あ、はい……」



ルミナスの子供じみた態度にスターシは微笑むと、流れをそのままにアタシを誘う。


アタシは思わず、勢いで返事をしてしまった。



(いや、勢いで返事しちゃったけど、結局今からなにするの…?っていうか、神の交信ってなに?そもそも神って…?)



いくつもの疑問が頭に浮かぶ。



「ありがとうございます。それでは、右手は(わたくし)を。左手はルミナスの手を握ってください」


「え…あ、ちょっ……」



しかし、それを考える時間は与えられず、戸惑っている間にスターシに着々と準備を進められてしまう。


右手はスターシの左手を。

左手はルミナスの右手をそれぞれ握らせる。


スターシとルミナスも、余った右手と左手をそれぞれ繋ぎ、三人で一つの輪のような形になった。


それを見て、スターシは小さく頷く。



「それでは神の交信を始めます。神の交信は三人の聖女が手を繋ぎ、輪を作った後呪文を唱えることで神と直接繋がることが出来る魔法です。こちら側から神に繋がることが出来る唯一の手段となります」


「な、なるほど……」



スターシの説明によれば、神の交信はその名の通り、神と通信出来る魔法なのだろう。


通常は神から神託が来る以外に神と繋がる手段はないが、例外として唯一三人の聖女が集まった時のみこちらから神に繋がることが出来るとか。



で、結局神ってなに?



(わたくし)とルミナスが呪文を唱えますので、それに続いてイーリス様もお願いします」


「あ、はい……」


「ルミナス。もちろん呪文は覚えてますよね?」


「もちー。任せてちょんまげ」



あ、ついに始まるようだ。

一体どこの神様に繋げるのかは分からないが、とにかく今は頑張って合わせることに集中する。



スターシがルミナスに呪文を覚えているか確認すると、ルミナスはふざけた返事を返す。


そして、その言葉を最後に二人の雰囲気が変わる。


魔力が、どんどん高まっていくのを感じた。


アタシも、慌てて魔力を高める。

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