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公爵令嬢は、元魔王です?  作者: ゆー
本編 22
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創世神話 2

『……これで()()()()になったな。それでは、まずはこの世界の成り立ちから話そう』


『……それって必要なんですか?』


『必要なのだ。聞いていればすぐ分かる』


『はぁ……分かりました』


『うむ。あれはまだこの世界に何も無かった頃の話だ____』







ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー







妾たちは()()()()()()()


無から生まれるというのがどういうことか聞かれても分からん。


ただ、そういうものだとしか言えぬ。



何もない無の世界に、二つの起点が突如として現れた。


一つの起点からは()が生まれた


そして、もう一つの起点から妾と妹が生まれた。



無の世界で妾たちはお互いを認識した。


すると、自身に宿った力を感じ取った。



奴は無から創造する力を。


妾は(ことわり)を制定する力を。


妹は時間と空間を操る力を。



まず妹が空間を作り、その中に時間を作った。


そして、妾がその空間内の法則を全て決めた。


最後に、奴が無からありとあらゆるものを作った。


自身で光り輝くもの。

その周りを回るもの。

そしてさらにその周りを回るもの。



さらに、奴はその中のものから一つだけ選ぶと、気まぐれで造形を凝り始めた。


ある場所は深く掘ったり、逆に高く積み上げたり。



その後、妾たちは新たに三つのものを生み出した。



奴は生命を。


妾は魔力を。


妹は能力(スキル)を。



その全てを、奴が気まぐれで作った()に集める。



生命の種が星に芽吹くと、星は一気に豊かになった。


数多の生命が生まれては滅び、その姿を変化させていく。



妾が生み出した魔力は空気中を広がっていき、星のあらゆるものへ馴染んでいく。


特に生命が宿るものには適合率が高かったのかより深く吸収され、やがて魔力を自身で生成、利用する生命が誕生した。



次に、生命の魂の形に応じて能力(スキル)が宿った。


種族的に宿す能力(スキル)もあれば、突然変異で手に入れる能力(スキル)もあり、生命たちには場合によっては祝福にも呪いにも扱われた。



ある程度星が繁栄してきたそのとき、ふと妾たちはお互いに呼び名が無いことに気付いた。


なので、それぞれに名前をつけることにした。



奴の名前は、【太陽の神 ソル】。


妾の名前は、【月の神 ルナ】。


妹の名前は、【星の神 ステラ】。



妾たちは自分たちの存在を総称して【神】と呼ぶことにした。


それからは、星を見守りながら時おり三人で、あーではないこーではないと意見をぶつけ合う日々へと変わっていった。

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