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公爵令嬢は、元魔王です?  作者: ゆー
本編 11

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緑鬼の王、再び 37

「……ほう、中々自信があるようだな。それでは、お手並み拝見といこうか」



キングゴブリンは私の表情を見て、私たちの作戦に自信があると見た様子。


その上で、その策を真っ向からねじ伏せるつもりだ。



キングゴブリンは肩に担いでいた大剣をおろす。



私は、プレシさんたちの方に目配せをすると、プレシさん含め四人とも私の方を見て頷いた。


作戦はしっかり伝わったらしい。


それなら、私は私の仕事をするだけだ。



「メアリーさん!これを使え!」



巨大ハンマーがこちらに飛んでくる。


私はそれをキャッチした。

中々重たい。



「わたし特製プレシハンマーだ!少々重いかもしれないが、その分わたしの魔力を沢山使ってるので乱暴に扱っても大丈夫だ!」


「ありがとうございます!」



少しブンブンと振ってみる。


確かに重いが、扱えないわけではなさそうだ。


だからこそ、私にこれを託してくれたのだろう。



「…いいだろう。お前の力、見せてみろ!」



キングゴブリンが咆哮する。



「ふっ!」



私は、右から横薙ぎにハンマーを振るう。



「_っ!ぐっ!」



キングゴブリンはそれを左腕で受け止めるが、勢いが止められずそのまま押し込まれる。


私は、そのままハンマーを振り抜いた。



「ぐっ!うおおぉっ!」



押し込まれる勢いのまま、ズザーッとキングゴブリンは地面を滑るように左に移動する。


地面には、キングゴブリンが通った跡のようなものが出来ていた。



「……ああ、いい!やはり戦いはこうでなくてはな!」



キングゴブリンは大きく笑うと、私に向かって大剣を振りかぶりながら向かってきた。


私は、それを受けようと大剣の振り下ろしにハンマーを合わせるように振る。




ガッギィィィィン___!!




大剣とハンマーが衝突し、ものすごい衝撃波を撒き散らした。



「これだ…!やはりお前との力比べは楽しいな!」



ガギィィンッ!ドッ!!ガッ!!ドゴォッ!



振りかぶって縦に、左から横薙ぎに。


力任せに大剣を振り回すキングゴブリン。



「くっ…!うっ…!」



私は、それをハンマーで受け止めたり、避けたりして何とかやり過ごす。



さっきの横薙ぎの攻撃は危なかった。

危うく下半身とバイバイするところだった。

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