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63 つよつよミミックの散弾銃

 オレ様の下僕、ハコザキとアルカ。

 最近この二人の使い方が見えてきた感じだ。


 アルカはレベルが上がれば透明化の魔法に加え、音や質量も変化させる魔法が使える。

 これを使えばオレ様の移動や潜伏が非常に楽になる。


 そしてハコザキ、コイツはどれだけ傷ついても死なない事がわかった。

 痛みや苦しみは感じるようなので決してしないまま落とし穴や溶岩等に落ちると悲惨みたいだがな。

 コイツの本当の能力、それば全てが1という事だ。


 反対に言え消費MPが1の魔法なら決して0にならないのでいくらでも使い放題だと言える。

 だからハコザキはオレ様との魔法会話をMP消費せずに使い放題というわけだ。


 まだハコザキの事は今度でいいだろう。

 それよりもアルカだ。


 コイツには透明化の魔法で働いてもらおう。


「アルカ、つまりお前の魔法はお前の持つ物から魔力が伝われば全員に使えるというわけだな」

「はい、ご主人様ぁ。アタシの魔法は透明化、それはアタシの体に触れて魔力を伝えれば別のとこにも使えるんですぅ」


 それならそこにピポグリフを繋いでいた紐があるな、それを使ってここにいるメスどもを全員透明化させるか。


「アルカ、その透明化の魔法、ここにいるメス達にこの紐を使って全員に使え」

「わ、わかりましたぁ」


 アルカは不本意だったようだがオレ様には従うしかないのをわかっている。

 そして透明化スキルで人間のメスどもを全員透明化させた。


「ハコザキ、オイ、オレ様を運べ。アルカは今は魔法で手が離せないからな!」

「わ、わかりました!」


 そしてハコザキに台車で運ばれたオレ様はあたりのモンスターを全て薙ぎ倒し、一階を目指した。

 アルカはその後ろから透明化したまま捕まっていた人間のメスどもを全員連れてきたようだ。


 そして、一階に到着したところでオレ様はアルカに魔法を解いていいと伝えた。

 アルカはメスどもの透明化を解き、オレ様達は入り口付近に到着した。


「テメェがジャスティスかよ! オレの女を奪おうなんて許せないな! まあいい。テメェら全員始末してやるよ。ここは日本の法律が通用しないからな!」

「ア、アニキ。ソイツです、ソイツがおれの魔獣を!」


 おやおや、あの三流魔獣使いも一緒か。

 まあいい、オレ様の下僕のアルカを攫ったヤツは許さんからな。

 どうやらイケメンボウケンカとやらは大量の人間を連れてきたらしい。黒い服に変な目の奴らは何か細長い棒を持ってオレ様に向けている。


「やれ! オレの女を奪ったミミックとジャスティスを蜂の巣にしてしまえ!!」


 どうやらあの細い棒の先端から何かの魔法が放たれたようだ。

 どうやら礫を大量に相手に打ち付ける魔法みたいだが、今のレベルの俺様にとっては敵ではない。

 こんな程度の鉄の礫では傷一つ与える事も出来ないのに……。


 オレ様は礫を舌で絡め取って魔法を放ってきた奴らに投げ返してやった。


「ギャァッ」

「グヘッ!?」

「ウギャッ!」


 お前らの放ってきた礫だ、たっぷり味わえ。


 黒服の男達は次々と倒れていった。


「バカな、強さがまるで違う」


 ふざけるな、三流魔獣使いの使う雑魚とオレ様を一緒にされては困る。

 イケメンボウケンカとやらは仲間が次々と倒れたのを見て腰を抜かしてしまったようだ。


「ご主人様ぁ、アイツ、ギリギリギリバツーンとねじ切ってくださいねぇ」


 アルカがオレ様に何を期待しているかはわからんが、まあやってやろう。


「ひええぇ、た、助けてー!」


 イケメンボウケンカが情けない顔でその場にへたれこんで動けないようだ。


 さあ、お仕置きの時間だ。

 さて、何をどうねじ切ってやるか……。


 まあ最初にアイツの防具を外してやろうか。


 オレ様は防具外しの魔法を使い、イケメンボウケンカの身につけているものを取り外した。

 さて、ねじ切ってやろう、手からか? 足からか? それとももっと別のモノか??

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