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プロローグ
「はぁ…はぁ…。くそ!いつまでついてくるんだっ!」
異世界?魔法?ファンタジー?
そりゃあ確かに僕はオタクだけどさ自分が異世界いくとか魔法とか
そういうのはあくまで妄想って割り切って楽しんでた。
だってそんなの現実じゃあるわけない。魔法なんて使えるなら全人類もう使えてるはずだ。
むしろ割り切っていたから楽しめてた。アニメやゲーム、二次元ってやつに。
「グギャアアアアア!」
「なんなんだよーーー!!!」
現実じゃありえないと思っていたから一層夢のような妄想の世界に浸れた。
俺つえーで無双する夢物語ばっかり考えていた。
「グガァアアアア!」「グルルル!」「キエェエエ!」
「なんか増えてないー!?」
まさか自分がこんなことになるなんて。
それは1か月前のこと…。