表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/15

No.1 異世界転生

小説初投稿です。読んでくださったら是非感想よろしくお願いします。

みんなは異世界転生をしたことがあるだろうか。一度死んで違う世界で生活するなんて凄いことだよね。え?なんでこんな質問をするかだって?そりゃ、したからだよ。異世界転生。


一時間前


今日は休日で久し振りに家の周りや行ったことがある場所を散歩した。高校受験も終わり、余裕ができたからだ。正直、僕は余裕の持て余し方を知らない。あれこれ考えているうちに大通りに出た。やっぱりここは人が多いな。周りにはワイシャツを着た男性や早歩きで駅に向かう女性であふれていた。関係のない話になるが、最近通り魔が出たとかなんとかニュースがあり、5人の人が重傷を負った。三ヶ月前には、1人の男性が集団下校中の小学生をカッターで切りつけた事件が起こった。あぁ、世の中怖いな。なんて呑気な事を考えていると周りの人がざわつき始めた。

「おい、通り魔が出たらしいぞ」

「え?この付近に?マジでいってるの?」

どうやら通り魔にやられた人がいるらしい。あれ?ここにいたら危なくない?警察呼んで逃げようかな。そう思いスマホを取り出し110番をした時だった。背中から激しい激痛が走った。

「……えっ…………」

一瞬何が起こったかわからずその場に倒れた。


そして今に至る。

「はぁ……これからどうしよう」

ここがどこかもわからない、どこに向かえばいいかわからない。どこに何があるかわからない。つまりどういうことかって?迷子になったんですよ。そう思うと、僕の頭の中に二つの案が浮かんだ。

一つ目は、ただ前に歩く。

二つ目は、誰が来るのを待つ。

と言う案だ。いや、うん、正直どっちもダメな気がする。ただ闇雲に歩くとさらに迷子になる可能性がある。もう一つの案はお腹減るし、そもそも誰か来るなんて保証できないし。

「……歩くか」

腹をくくり立ち上がった。周りを見ると暗くなっていた。何時間寝て何時間考えてたんだよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ