うずらの餌
うずらを飼う上で避けては通れないのが餌です。
1日に20グラムくらい食べます。
1か月で600グラムです。餌代がバカになりません。
そこで飼料用餌、脱脂大豆です。大豆かすとも呼ばれます。
これ業務用です。ホームセンターにはないので通販で買いました。
うずらの餌を買ってもいいのですが、自分で調合した方が安いです。
痛みやすい魚粉の鮮度もコントロールできて健康的です。
考えるべき栄養は5つ、タンパク質、ビタミンABD、カルシウムです。
脂肪は少ない方がいいと言われているので一応考慮します。
タンパク質は成鳥で20%以上必要です。
穀物は12%以下なので豆類が必要になります。
一番ローコストなのが脱脂大豆、次点できな粉です。
きな粉は糞の臭いがマイルドになるのでおすすめです。
脱脂大豆は脂肪分が少なく、タンパク質40%以上と使いやすいです。
脱脂大豆ときな粉が餌全体の50%以上を占めるように混ぜます。
ビタミンBは穀物の皮に多く含まれます。
皮つきのものを選び、電動ミルで砕いて餌に混ぜます。
穀物は30%前後でいいと思います。ビタミンBが足りる程度です。
値段が安いからと言って混ぜすぎないように注意です。
ビタミンDは日光浴または魚粉を与えます。
日光浴はガラスを通してはいけないので魚粉がメインになります。
市販の餌だと5%以下となっていることが多いです。
一番お金がかかる原料ですが、カルシウムの摂取に必要です。
カルシウムは卵の材料です。雌は不足すると命に関わります。
卵の殻を電動ミルで砕いて餌に混ぜ込みます。
他に、餌とは別にボレー粉(粉末貝殻)を置いておきます。
必要に応じて食べるので餌と一緒に減りを確認します。
最後にビタミンA。これは餌とは別に葉物野菜を週に数回与えます。
うずらは結構好みが激しく、アブラナ科とマメ科の葉っぱと茎を好みます。
カブの葉、大根の葉、豆苗はどの子もよく好んで食べます。
おすすめは自分で栽培することです。
プランターにえんどう豆とカブの種を播き、日当たりのよい場所に置きます。
えんどう豆は脇芽が出るので葉っぱの上の部分で切り取ります。
毎日気軽に与えることができ、虫もわきにくいです。
餌はとても大切です。